アメリカの作家ヒュー・ハウイーの小説をもとにしたSFドラマで、Apple TV+史上最高の滑り出しを記録した『サイロ』。2023年5月にリリースされるとすぐさまシーズン2への更新が決まっているが、シーズン2以降の展開について主演俳優が話した。米Colliderが報じている。
あまり間を置かずに提供することが重要
本作は、汚染された地球の地下に存在する巨大なサイロのコミュニティーに住む人々のサバイバルを描く。住人たちはコミュニティー内の規則が自分たちを汚染された外の世界から守るためのものだと信じていたが、機械工のジュリエットは愛する人が殺された事件について探るうちに、この世界の秘密を知ることになる…。
3部作の小説を原作とする本作で主人公ジュリエットを演じるレベッカ・ファーガソン(『ミッション:インポッシブル』シリーズ)が、シリーズの今後について言及。これからは2シーズンを同時に撮影し、ドラマチックなフィナーレでシリーズを締めくくる可能性を示唆した。
「この作品には終わりがあると信じていますし、それがいつかも知っています。正直なところ、秘密だとは思っていません。3冊の本(原作小説)があって、それを4シーズンで描くのです。シーズン1は終わり、シーズン2は撮影済でもうすぐお披露目され、シーズン3と4のゴーサインを待っているところです。そして多分3と4はまとめて撮影して、それで終わりになると思います」
シーズン3&4を一緒に撮影するという考えは、現実的であると同時にファンに配慮した結果だという。「この作品に対する要望はとても高いのは素晴らしいことだから、(シーズン間の)間隔をあまり空けずにファンが見たいと思う要望に沿えることが重要だと思います。とはいえ、予定は変わるものなのでタイミングによります。何がうまくいく方法なのか、ほかの作品がいつリリースされるのか。どのように、いつ配信されるのかという具体的な数字を含めた計画が必要なのです」
レベッカはさらにこう続けた。「ただ理解しなければならないのは、2シーズン分だと全部で20話もあって、監督も何人も要るかもしれません。立て続けにはできないので、キャストも監督も大変です。でも、シーズン2も同じようにやりました。一日で3人の監督と3つのエピソードを撮影したこともあったんです。そこで、私は自分の台本を監督ごとに色分けしました。そうすれば台本を見るだけで、その色によって今誰と仕事をしているのか、いつ一緒に仕事をするのか、自分がどこにいるのかが分かるのです。蛍光ペンが好きなので、こういうのってセクシーだと思います。私はちょっと神経質なものですから」
『サイロ』シーズン1はApple TV+にて配信中。(海外ドラマNAVI)
Rebecca Ferguson says #Silo will end after seasons 3 and 4https://t.co/faXokjEGXF pic.twitter.com/yIRThcyFay
— Radio Times (@RadioTimes) April 15, 2024
参考元:米Collider