『グレイズ・アナトミー』シーズン20に戻ってきたあのキャラクターの使命とは?

大人気ドラマ『グレイズ・アナトミー』のシーズン5~14に登場した小児外科医アリゾナ・ロビンス役で知られるジェシカ・キャプショーが、シーズン20でカムバック! 久々の復帰を果たした本人が、アリゾナに与えられた使命や、新たに浮上した悩みについて明かした。米Wrapが伝えている。

5年以上のブランクを物ともせず

先日にはシーズン21の制作も決定し、史上最長寿の医療ドラマという記録を更新し続けている『グレイズ・アナトミー』。米ABCにて4月4日(木)に放送されたシーズン20第4話「Baby Can I Hold You(原題)」で、ケイト演じるアリゾナが戻ってきた。

アリゾナは2018年5月に放送されたシーズン14フィナーレ「歩むべき人」で、娘ソフィアの近くにいられるようシアトルを離れてニューヨークへ引っ越していた。ファンからの人気も高いキャラクターで惜しまれつつの降板だっただけに、今回再び戻ってくることに対する反響も大きかった。

「(アリゾナ再登場に対する)視聴者のリアクションを知って、彼女と再び繋がるのがより楽しみになったのは確かね」と話すケイトは、「誰もが世間に少し疲れていて、癒しが与える魔法と喜びを感じていないこのタイミングで戻ってくるアリゾナに与えられた使命は明らか。ちょっとした喜びと軽やかさをもう一度もたらすこと」と述べた。

戻ってきたアリゾナは、ミランダ・ベイリーやジョー・ウィルソン、アメリア・シェパードという以前から知っている同僚たちとともに難しい案件に取り組まなければならなくなる。ケイトにとっては5年以上経ってからのカムバックだったが、かつて10年近くレギュラーを務めた現場には特に支障なく戻ることができたという。「衣装を身に着けて、現場に足を踏み入れたら、ただ楽しかった。(緊張で)吐きたくなったり死にたくなったりといった恐怖心は一切感じなかったわ。単に友達とまた会えたみたいだった。復帰初日はとにかく再会してばっかり。角を曲がる度に違う人がいて、その人と会えたことが嬉しくて興奮して叫んでばかりだった」と職場復帰を満喫したようだ。番組公式Instagramに、ケイトが旧友や新しい仲間と楽しそうにセットで過ごすオフショットが多数掲載されている。

しかし、そんなケイトがナーバスになったことが一つだけある。それは初めて自分の子どもたちが本作を見ること。「子どもたちは『グレイズ・アナトミー』を一度も見たことがなかったの。前に私が出ていた時はまだ幼かったから。でも私が今回撮影に行ったら“それ見られる?”って感じだった」と、以前にはなかった悩みを明らかに。「自分の出ている作品が放送されることに緊張したことは長い間なかったんだけど、子どもたちが木曜日の夜にこの作品をついに見るんだと考えると、すごく落ち着かない気持ちになった」

主演のエレン・ポンピオがレギュラーから降板したりと、ケイトが離れていた間に様々なことが変化したが、彼女は今の環境を広い心で受け入れている。「この作品でこれまでに起きたすべての変化に対して深い敬意を抱いているの。だからこれは誰かのお宅で、私はお邪魔している立場で、そこにいる間は最高のパーティーにしようって感じね」と、最高のものを作り上げたいというプロ精神を示した。

『グレイズ・アナトミー』シーズン1~19はDisney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Wrap

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Photo:『グレイズ・アナトミー』(番組公式Instagramより)