『X-ファイル』スカリーが戻ってくる!?ジリアン・アンダーソンが示唆

日本でも大ヒットした超常現象ドラマ『X-ファイル』でダナ・スカリーを演じたジリアン・アンダーソンが、マーベル映画『ブラックパンサー』シリーズを監督したライアン・クーグラーが手掛けるリブート版に出演の意志を見せている。

出演をオファーされれば「ノーとは言いません」

ジリアンは、『X-ファイル』シーズン1~9と映画版2本に出演した後、続編リブートとなる『X-ファイル 2016』と『X-ファイル 2018』でもスカリー役を再演したが、その後は同シリーズへの復帰に意欲を見せておらず、本家シリーズの撮影中に何度か精神的に不安定になったと数年前に告白していた

しかし、2023年に報じられたクーグラーが指揮を執るリブート版には興味津々のようで、米NBCのトーク番組『TODAY』に出演した際、こう語っている。

「『ブラックパンサー』の素晴らしき監督ライアン・クーグラーが、(『X-ファイル』のクリエイターである)クリス・カーターに自分のバージョンをやりたいと告げたなんて、これ以上に最高な形でのリブートはあり得ないと思います。彼は天才的です。私が関わるかどうかは別の話ですが、(出演を依頼されたら)“ノー”とは言いません。本当に彼はクールだと思っているので、彼が製作すれば、おそらく信じられないほどうまくいくでしょう。そうなれば私は立ち寄って、ちょっと何かをやるかもしれません」

クーグラーの参加で、すっかり『X-ファイル』への復帰に前向きになった様子のジリアン。この勢いで、スカリーの相棒であるフォックス・モルダー役のデヴィッド・ドゥカヴニーもカムバックし、アイコニックなFBI捜査官コンビが復活することを期待したい。

なお、ジリアンが今回の発言をする数日前には、同作の生みの親であるクリス・カーターが、リブート版についてコメント。クーグラーと本当に素晴らしい会話ができて、彼のアイデアを非常に気に入ったと米Inverseのインタビューで述べている。カーターは、シーズン1~9を制作した1990年代とシニカルなポストモダンの現在は大きく状況が異なるため、「陰謀」の新しい考え方に取り組むことが難しくなるだろうと語っていた。

クーグラーによるリブート版『X-ファイル』の時代設定やコンセプト、キャストなどの情報が決まり次第、続報をお伝えしていきたい。

『X-ファイル』ドラマ版、映画版はDisney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米TV Line米Deadline米Inverse

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Photo:『X-ファイル』© 1993 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.