カルテル組織と麻薬捜査官の戦いを実話に基づいて描いたNetflixの人気シリーズ『ナルコス』のスピンオフ『ナルコス:メキシコ編』に出演するマヌエル・マサルバが、重度の細菌感染による昏睡状態を経て、回復への道を歩み始めたことを報告した。
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「新しい命を与えられた」
7月7日(月)、マヌエルは自身のInstagramで、感染症との闘病生活について詳細を初めて明かし、ドバイの病院に入院していることを告白。「今日は105日目。目を覚ましてから、光が降り注いでいる。新鮮な空気を吸えたのは81日目だった」と投稿した。
さらに「回復しています。これまで、そして今も、あらゆる形で支えてくれているすべての人に深く感謝したい。まだこのプロセスは始まったばかりで、先は長いですが、祝福されている、強くなった、生まれ変わった、そして素晴らしい人たちに支えられていると感じています。神が私に新しい命を与えてくれました」と綴っている。
ロサンゼルス・タイムズの報道によると、マヌエルは今年3月、フィリピン滞在後にドバイに到着。到着からわずか2日後に深刻な内臓の痛みを感じ、病院で細菌感染が判明。3月26日に緊急手術を受けたが、翌日には感染が肺に及び、医師によって薬物での誘発性昏睡状態に置かれたという。
当時、マヌエルの代理人は「医師たちはマヌエルが抗菌治療に反応し、少しずつ体力を取り戻していると話している。毎日励みになるニュースがあり、鎮静を解いて意識を回復するまであと数日から数週間ほどの見込みだ。ただし時間のかかるプロセスなので、今は見守るしかない」とコメントしていた。
マヌエルはこれまでに『ナルコス:メキシコ編』を含む十数本の映画やテレビシリーズに出演。直近では、Netflixの『グリンゴ・ハンターズ』に出演している。『ナルコス:メキシコ編』はメキシコの麻薬取引を題材にしたフィクションシリーズで、ディエゴ・ルナ(『キャシアン・アンドー』キャシアン役)、マイケル・ペーニャ(『トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン』)、テノッチ・ウエルタ・メヒア(『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』ネイモア役)らも出演し、2021年までに3シーズンが制作された。
(海外ドラマNAVI)