『NCIS』新スピンオフ、若き日のギブスの恩師役が決定!

大ヒットドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』で長年チームリーダーを務めたリロイ・ジェスロ・ギブスを主人公にした前日譚スピンオフ『NCIS: Origins(原題)』が制作されることは以前お伝えした通り。この度、ギブスの恩師役が決定した。米Entertainment Weeklyが伝えている。

典型的なカウボーイ

本作の舞台は1991年、駆け出しのギブスがNCISキャンプ・ペンデルトン支局で特別捜査官としてのキャリアをスタートさせるところから始まる。そこでギブスは、本家にも出てきたマイク・フランクスが率いる強靭なチームの一員となり…。

今回配役されたことが明らかになったのは、マイク・フランクス役のカイル・シュミット(『SIX アメリカ海軍特殊部隊』)。なお、本家のシーズン3で初登場し、20話以上にわたって姿を見せたフランクス役はミューズ・ワトソンが演じていた。

フランクス役のカイルのほかには、30代の頃のギブス役にオースティン・ストウェル(『イルカと少年』シリーズ)、ギブスのチームメンバーとなるララ・ドミンゲス特別捜査官役にマリエル・モリーノ『約束の地~葡萄と欲望~』)がすでに起用されている。

この新たなスピンオフで主演を務めるオースティンは、フランクスについて「誇り高いテキサス男で、カウボーイブーツを履き、きちんと整えられた口髭をしている。生まれながらのリーダーで、何にも流されない道徳観念を持ち、どんな手段を使ってでも正義を成し遂げようという意思の持ち主だ」と説明している。

『NCIS: Origins』には、ギブスとフランクスのほか、本家のシーズン11に出てきたフランクスのかつてのパートナー、ヴェラ・ストリックランド特別捜査官(その時に演じたのは『NIP/TUCK マイアミ整形外科医』のロマ・マフィア)の若い頃も登場すると報じられている。

本家でギブスを演じたマーク・ハーモンがナレーションを担当。彼は、『NCIS』で何度か若かりし頃のギブスを演じた実の息子ショーンとともに製作総指揮も務める。

『NCIS』シリーズでは、ギブス以外の本家のキャラクターを主人公にした別のスピンオフも進行中。そちらではトニー・ディノッゾ(マイケル・ウェザリー)とジヴァ・ダヴィード(コート・デ・パブロ)、そして彼らの娘タリを主人公にした、ヨーロッパを舞台にしたタイトル未定のスピンオフがシリーズ化され、マイケルとコートが製作総指揮も務めると言われている。

『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン1~20はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Entertainment Weekly

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