20世紀前半のイギリス・バーミンガムを舞台にしたギャングドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』。6シーズンにわたって放送され爆発的な人気を集めた同作のその後を描く映画版がついに本格的に始動するという。
また、本家シリーズで主演を務めたキリアン・マーフィ(『オッペンハイマー』)もカムバックする。
間違いなく戻ってくる!
本作のクリエイターのスティーブン・ナイトは、彼が手掛けるBBCの新作シリーズ『The Town(原題)』のプレミアに登場し、birmingham worldと対談。そこで、映画版『ピーキー・ブラインダーズ』について以下のように話した。
「キリアンは間違いなくこの作品のために戻ってきます。(バーミンガムの)ディグベスで9月から撮影します」
クリエイター本人の発言であることを考えると、キリアンがギャングリーダーのトミー・シェルビー役でカムバックすることはほぼ確実と言っていいだろう。
本家シリーズにはキリアンのほか、トム・ハーディ、アニャ・テイラー=ジョイ、エイドリアン・ブロディ、サム・ニールらが出演。映画版には誰が出演するかは現時点では分かっていない。
キリアンは今年度のアカデミー賞にて、『オッペンハイマー』の演技で主演男優賞を受賞。これまで数多くの作品に出演してきたキリアンだが、『ピーキー・ブラインダーズ』は、『オッペンハイマー』に先立つ彼にとっての代表的な主演作のひとつだった。
以前、トミー役でのカムバックについて聞かれたキリアンは「ぜひやりたい!語るべき物語があるなら、いつでも戻ります。スティーブン・ナイトは36時間のドラマシリーズを書き上げ、私たちはとてもハイな気分で終えました。私はあの最終シリーズを本当に誇りに思っている。だから、続きをやるには筋が通っていて正当であると感じなければならないんだ」と語っている。
また、映画版に続いてスピンオフ企画が複数進行中。
『ピーキー・ブラインダーズ』は、Netflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:©Robert Viglasky/Netflix