『アガサ・クリスティー なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』主役コンビが作品を語る

アガサ・クリスティーの推理小説をドラマ化した『アガサ・クリスティー なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』の主演コンビ、ウィル・ポールター(『DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機』)とルーシー・ボーイントン(『ボヘミアン・ラプソディ』)が、同作の撮影や共演キャストについて語っている。

「クリスティーの作品で最高の役を演じられた」

なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?

同作の主人公は、ゴルフの最中に、崖下に転落した男を発見した牧師の息子ロバート・“ボビイ”・ジョーンズ。瀕死の男が「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」と言い残した言葉を耳にしたボビイは、謎の事件を解決するために、幼なじみのフランシス・“フランキー”・ダーウェントと一緒に捜査を開始する──。

英BritBoxの動画インタビューにボビイ役のウィルとフランキー役のルーシーが登場し、互いに質問をしながら対談が進行した。初めて脚本を読んだ時の感想についてルーシーは、「フランキーが持つ生命力に魅了されたの。彼女のようなキャラクターと出会えるのは稀だもの。ヒュー・ローリーが表現した、アガサ・クリスティーの作品で最高の役を演じられたかな」と語った。

本作では、『Dr.HOUSE ―ドクター・ハウス―』の主演で知られるヒュー・ローリーが監督・脚本・製作総指揮を担い、ジェームズ・ニコルソン博士役で出演もしている。

ウィルに「ヒューとの仕事は緊張した?」と訊かれたルーシーは、「思ったほどは緊張しなかった。どちらかというと、どれだけ彼がフランキーというキャラクターが大好きで、どれほど彼女のことを理解しているかを知ってワクワクしたかな」と回答。その言葉にウィルも同意し、ヒューは演出の細部と、シーンを生み出す上でのディテールを大切にしていると指摘し、そういった細かい調整を提供してくれるヒューとの仕事は素晴らしかったと称賛した。

そしてウィルは自身の役について、ボビイは幼なじみのフランキーが自分よりも鋭くて賢く、常に一歩先を行っていると分かっているから、彼女から刺激を受けていると分析した。

なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?

フランキーの両親役を、『いつか晴れた日に』などで知られる名優エマ・トンプソンと、『パディントン』シリーズなどで活躍するジム・ブロードベントが演じている。大ベテランとの共演についてルーシーは、「二人の卓越した正確な演技を見るのは最高だった。(監督の)ヒューもモニターの前で、(頬杖をついたポーズをしながら)こんな風にスクリーンに近づいて見ていて、もう天国のようだったの」と回想しており、エマ&ジムから多くを学んだようだ。

さらに、「何か衣装を持って帰るつもり?」とルーシーに質問されたウィルは、劇中で入院中にボビイはフランキーに服を持っていかれてしまったと説明し、「だから衣装のチョイスが減ってしまった」とコメント。そのほかにはお気に入りのロケーションとして、ルーシーがカーニバルの撮影セットを挙げていた。

ウィルとルーシーが共演する英国ミステリー『アガサ・クリスティー なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』(全3話)は、NHK総合にて3月10日(日)より放送

(海外ドラマNAVI)

Photo:『アガサ・クリスティー なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』© Agatha Christie Productions Limited MMXXII