2003年に放送スタートした人気犯罪捜査ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』は、ギブス役で主演したマーク・ハーモンの降板と同時にシーズン19をもって終了するものと予想されていた。しかし、そんな大きなハードルを乗り越えた番組は、シーズン21を迎えた今も絶好調だ。もうすぐ1000回目のエピソードが放送されるシリーズは、果たしてシーズン22へ更新となるだろうか?
2000話いきたい!
『NCIS』シーズン21は、米CBSにて2月12日(月)に放送スタートしたばかりだが、4月15日(月)に番組にとって大きなマイルストーンとなる第1000回が放送されることもあり、更新への期待が高まっている。
オリジナルメンバーとして検視官ジミー・パーマー役を演じるブライアン・ディーツェンが、米TV Insiderのインタビューで、主役降板後も前進を続けるシリーズについて語った。
「シーズン22への更新を願っています。楽観的になりすぎてはいけないですが、この番組はすごく上手くいっていると思うし、1000回で止める理由はないですよね? まだ道のりの半分のような気がします。前例のない2000回でもいいですよね。ただ、僕たちは続けていくだけです」
放送枠変更後も視聴率を維持
またブライアンは、シーズン18まで毎週火曜日に放送されていた番組が、シーズン19より月曜の放送枠へ移った後も、変わらず安定した視聴率を維持していることにも言及。
「(放送日の変更に)ショックを受けました。絶対に放送日の動かない番組だと思っていましたから。だけど放送日の変更以来、番組のファンが驚くことに(驚くべきではないですが)僕たちを追いかけてくれて、“番組を見続けるし、続いていくことも見届けるよ”と言ってくれて本当に嬉しく思っています。確か去年だったかな、『NCIS』は『Monday Night Football』と放送時間が同じなのに、TVで最も視聴された脚本付きの番組だったんです。この作品で、どれだけ自分たちが恵まれているかを、みんなが理解していると思います」と感謝の意を述べた。
20年以上にわたる番組の成功については、「キャラクターのおかげ」だとも語ったブライアン。「この番組は脚本家と俳優のコラボレーションであり、どのようにキャラクターを作り上げていったかが鍵となります。21年前にドン・ベリサリオが番組を生み出して以来、彼にとって最も重要なことは登場人物の多様性でした。だから、この番組はいつも注目され続けてきたんです」と説明した。
シーズン22への更新を期待したいが、シーズン21の放送が始まったばかりなため、そのニュースが届くのはもう少し先になりそうだ。
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