大ヒット犯罪捜査ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』でおよそ20年にわたってチームリーダーを務めてきたリロイ・ジェスロ・ギブス。演じるマーク・ハーモンが本作を去ってから2年以上が経ったが、ついにギブスの居どころが明らかになった。米TV Lineが報じている。
アラスカから封筒が…
マークは現在も『NCIS』のエグゼクティブ・プロデューサーを務めているが、ギブスは、ある事件で辿り着いたアラスカの静かな町に留まると伝えたシーズン19序盤以来登場していない。それ以降の2シーズンでは、ギブスについて言及されることはおろか、彼の行方もほとんど語られることはなかった。
だが、20シーズンにわたって検視官ドナルド・“ダッキー”・マラードを演じたデヴィッド・マッカラムが、昨年9月に90歳で永眠したため、シーズン21の第2話で、彼を追悼するエピソードが放送された。その感動的なエピソードで、アラスカ南西部にある架空の町ナクトクベイからマクギー宛の封筒が届き、その中にはギブス、マクギー、ダッキーのポラロイド写真が入っていた。
呼び戻されるまで空中を漂っているイメージ
マークの降板以来、『NCIS』のショーランナーたちは、登場人物たちにギブスの現在の居場所について言及させることさえ嫌がっていた。共同脚本家のスティーブン・D・バインダーはこう語っている。
「ギブスがどこにいるのか、どうなっているのかは、ベールに包まれている。脚本家たちは、ギブスの居場所はどこにもないけれど、どこにでもいるという感覚でいるんだ。ギブスがアラスカのアパートに住んでいるイメージはない。それよりも、妖精の粉の中でフラフラして、任務に呼び戻されるまで空中を漂っているようなイメージなんだ」
そのため、ギブスが何をしようとしているのか、どこで何をしているのかを明確にする台詞があれば、シーズン19でギブスのために作られた完璧な結末に"泥を塗りたくる"ことになるとビンダーは主張する。
「これまでの彼の"再登場"は、信託基金にお金を預けるようなもので、『NCIS: ハワイ』主人公のジェーン・テナントのキャリアを彼がどのように裏で舵取りしたかが語られたように、彼が今どんな人間になっていて、どんな人生を送っているのかはまったくわからないような登場の仕方だったんだ」
アラスカで釣りをしている?
2023年11月、米Entertainment Tonightとのインタビューで、マークはギブスについての最新情報、その当時おそらく製作中であったダッキー追悼エピソードのためにギブスとして戻ってくる可能性があるかどうかを尋ねられた。
マークは、「彼はアラスカの小川に座って釣りをしているよ(笑)小川から出られるかどうかはわからない。でも、もしそうだとしても、どうなるか僕は知らないよ」と冗談交じりに答えている。また、ギブスが引退してアラスカを故郷にするような決断をしたことについては、「プロット的には、このキャラクターはその道を歩んだ…。とても素直な決断だと思ったよ」と以前語っている。
『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン1~20は、Huluにて配信中。(海外ドラマNAVI)
通常のHulu(月額1,026円税込)とDisney+のプレミアムプラン(月額1,320円税込)2つのサービスを利用できる。
つまりセットプランを利用すれば856円もお得に!
Huluでは日本のドラマやバラエティ、オーディション番組、Disney+ではディズニー作品はもちろんマーベルやスター・ウォーズ、さらに最新韓国ドラマやBTSなどのオリジナルコンテンツを多数配信!
Photo:CBS © 2019 CBS Broadcasting, Inc. All Rights Reserved.