【ネタバレ】『TRUE DETECTIVE』シーズン4フィナーレ、あのキャラの生死は?俳優とクリエイターが語る

人気のアンソロジードラマ『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ』。そのシーズン4にあたる『TRUE DETECTIVE: Night Country(原題)』が米HBOにて2月18日(日)にフィナーレを迎えたが、気になるエンディングについてキャストとクリエイターが語っている。米Deadlineが報じた。(※本記事は、シーズン4のネタバレを含みますのでご注意ください)

あえて定義せず、視聴者に決めてもらう

舞台は、冬は長い夜が続く極寒の地アラスカのエニス。極地研究ステーションで働いていた男性8人が忽然と姿を消した後に無残な死体となって発見される事件が発生し、刑事リズ・ダンバース(ジョディ・フォスター)と相棒のエヴァンジェリン・ナバロ(カリ・レイス)がともに抱える闇に向き合いながら、氷に埋もれる呪われた真実に迫る…というストーリーだ。クリエイター兼ショーランナーのイッサ・ロペス(『ザ・マミー』)とカリがフィナーレについて話した。

最終話は、ある疑問を残したままで幕を閉じた。その疑問とは、ナバロが氷上の逃避行を生き延びたかどうかという点である。クリエイターのロペスは、彼女がどうなったかを決めるのは視聴者だと語った。

「(私は)ナバロが生きているとは言っていないし、死んだとも言っていない。ロールシャッハ・テストのように視聴者それぞれに解釈してほしいと思って慎重に作った。死んでいるか生きているか、どちらの解釈もできるから、どちらが自分の心を満たすかで見た人が判断すればいい」

ロペスはまた、ジョディとカリの仕事ぶりにも言及。「女性との仕事で面白いのは、モチベーションを上げるのがとても簡単なこと。きっと、撮影現場に参加できるだけで嬉しいからなのね。私たち女性はずっと理不尽なことに立ち向かってきたから、そうした苦い経験を元にポジティブなものを生み出すのは楽しいことなのかも。それがすべてではないけれど、この作品は怒りに満ちた女性たちを描いている。孤独、喪失感、悲しみ、誰かと一緒にいたい、抱えているものを分かち合いたいけど、自分の殻を破るまでそれはできない。そして、私たちが感じ、抱えている怒りについての話でもある。カリとジョディは正反対で、使うテクニックも違う。ジョディの場合、すべては意識から生まれる。キャラクターがある感情を持つ理由が明確になれば、彼女はそれを元に演技をする。カリと私はどちらかというと感情でやるタイプ。だから(演技指導の際)、ジョディに対しては論理的に説明して、カリに対しては“あなたの役柄はこう感じている”と感情面を伝えるようにした。そうすると、彼らは見事に同じトーンで演じてくれるの。見ていて本当に素晴らしかった」

一方、ナバロを演じたカリは、「(最終的に)ナバロは何も責任を感じることのない、自分自身になれる場所へたどり着いたのだと思う」と意味深な発言。また、自身のキャラクターを次のように分析した。「ナバロは多分、自分の中にいる悪魔を打ち負かすことはなかった。どちらかというと、彼女が選んだのは悪魔とともに歩むことじゃないかな。これまでずっと逃げてきたものと闘うことを諦めて受け入れれば、平穏が訪れる。だから彼女は悪魔と一緒に歩んでいると思う」と述べた。そして、ナバロの悪魔がいかに生まれたかについては、「様々な問題を抱えていたナバロの母親に何が起こったのか、誰が彼女を殺したのか。それが彼女の一番の原動力で、正義のため、真実のため、何が起こったのかを知ろうとしていた。そんな彼女は妹にとって母親のような存在であり、妹の存在も彼女の原動力の一つだった」と話した。

なおシーズン4は、全8話だった過去3シーズンと異なり全6話と少ない話数だったが、これはHBOから8話で提案されたにもかかわらず、ロペスが6話で十分だとした結果だという。「ダラダラ続けるのはミスの元。勝っているうちに止めるのが正しい」と考えるロペスが6話で締めくくったフィナーレは、シーズン3の最終話から55%増となる320万人の視聴者を記録。シーズン平均は今のところ1270万人で、これはシリーズ史上最多の数字だという。

『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ』シーズン1~3はU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline①米Deadline②米Deadline③

Photo:『TRUE DETECTIVE: Night Country』(米Deadlineの公式Xより)