デヴィッド・テナント、マーベル作品への復帰は「絶対にないとは言えない」

Netflixドラマ『マーベル/ジェシカ・ジョーンズ』シーズン1でヴィランを演じたデヴィッド・テナントが、マーベル作品への復帰の可能性について語っている。(本記事には『ジェシカ・ジョーンズ』のネタバレが含まれます。)

『マーベル/ジェシカ・ジョーンズ』でキルグレイブを演じていたデヴィッド

『ジェシカ・ジョーンズ』は、スーパーパワーを持つ私立探偵ジェシカ・ジョーンズ(クリステン・リッター)が、過去のトラウマや複雑な関係に苦しみながらも、ニューヨークの裏社会で事件を解決していくというストーリー。

デヴィッドが演じたキルグレイブはシーズン1の主要ヴィランで、言葉で相手を催眠状態にして操れる能力を持ち、過去に彼はジェシカを恋人兼奴隷のように扱っていた。だがキルグレイブは、ある人物を死なせてしまったことで催眠から覚めたジェシカに、首の骨を折られて命を落とした。

『マーベル/ジェシカ・ジョーンズ』キルグレイブ

英国アカデミー賞のレッドカーペットで、英Covered Geeklyのインタビューに応じたデヴィッドがマーベル作品への復帰について、以下のようにコメントした。

「キルグレイブを再び演じたいですね。そうなったら最高です。彼は首の骨を折られて死んじゃったけど、マーベル・ユニバースでは絶対に可能性がないとは言えません。あなたから、(マーベル・スタジオ社長の)ケヴィン・ファイギに伝えておいてください」

なお、シーズン1でキルグレイブは絶命したが、シーズン2・3にジェシカの幻覚としてカムバックしている。

現在、マーベル・シネマティック・ユニバースでは、異なる特性を持つ複数の世界が分散して存在する“マルチバース”が展開されているため、「今もキルグレイブが生きているユニバース」もあり得る。その理論なら、キルグレイブのカムバックは不可能ではないだろう。

また、Disney+(ディズニープラス)では『Daredevil: Born Again(原題)』のタイトルで、Netflix製作『マーベル/デアデビル』のリブートが進んでおり、デアデビル/マット・マードック役でチャーリー・コックス、キングピン/ウィルソン・フィスク役でヴィンセント・ドノフリオが続投。

『Marvel パニッシャー』からパニッシャー/フランク・キャッスル役のジョン・バーンサルも加わり、その他のNetflixマーベルシリーズのキャスト復帰も期待されている。MCUにデヴィッドがキルグレイブ役で参加するのか、今後の動向に注視しておきたい。

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