ミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞主演女優賞に輝き、現在公開中の映画『哀れなるものたち』でも同賞に再びノミネートされるなど、映画界で大活躍中のエマ・ストーン。そんな彼女が新作ドラマ『THE CURSE/ザ・カース』に出演することになったのは、「クリエイターに冗談が通じなかったから」だと明かしている。Business Insiderが報じた。
冗談だと分かってもらえると思った
『THE CURSE/ザ・カース』は、エコ住宅を題材にしたリアリティ番組に出演した新婚カップルが撮影中に次々に問題に巻き込まれ、夫婦関係が崩壊していく様がシニカルなタッチで描かれるドラメディ。エマ演じるホイットニーの夫アッシャー役を演じたネイサン・フィールダーが、映画『アンカット・ダイヤモンド』などで監督を務めたベニー・サフディと共同クリエイターを務めた。
米バラエティ番組『The Late Show with Stephen Colbert(原題)』にゲストとして登場したエマが、『ザ・カース』に出演が決まった経緯を説明。なんでもエマは、以前から知り合いだというネイサンから「ベニー・サフディと僕が作った番組に出演したい? 無理しないでいいよ、ダメでも気にしないで」とのメッセージを受けたのだとか。返信には「番組を気に入っているの。コンセプトもキャラクターも大好きだし、設定がすごいね!」と、即レスしたことを回想。
その時点でまだネイサンから、番組のプロットやキャラクターの詳細について何の情報も与えられていなかったため、エマはその返事が冗談だと分かってもらえると思っていたという。「冗談として伝わると思っていたんですが、“それは最高だ。OK、じゃあ電話で話そう”と返事が来たので、通じていなかったみたいです」と語ったエマは、電話でネイサンとサフディに「実はプロジェクトについて何も知らない」と打ち明けたそうだ。
続けてエマは、「下手なジョークが伝わらなかったために、10話のシリーズに縛り付けられた良い例です」とユーモアを交えながら語り、二人から『ザ・カース』の内容について説明を受けて、すっかり乗り気になったとも付け加えた。エマは本シリーズの演技で、第81回ゴールデングローブ賞ドラマ部門女優賞にノミネートされ、ジョークがきっかけで参加したプロジェクトが大きな実を結ぶ結果となった。
『THE CURSE/ザ・カース』は、2月16日(金)よりU-NEXTにて配信開始。(海外ドラマNAVI)
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Photo: A24 / Paramount+ with SHOWTIME.