スティーブン・スピルバーグ製作の新作戦争ドラマ『マスターズ・オブ・ザ・エアー』豪華キャスト一覧!

『バンド・オブ・ブラザース』や『ザ・パシフィック』を手掛けたスティーブン・スピルバーグとトム・ハンクスが製作する新たな戦争ドラマ『マスターズ・オブ・ザ・エアー』は、1月26日よりApple TV+にて配信中。『エルヴィス』のオースティン・バトラーや『ファンタスティック・ビースト』シリーズのカラム・ターナーなど人気俳優が多数出演する本作の豪華キャスト一覧を紹介!

『マスターズ・オブ・ザ・エアー』概要

海外ドラマの歴史を変えたとも言われる2001年の傑作ドラマ『バンド・オブ・ブラザース』、そして2010年の『ザ・パシフィック』を世に送り出したスピルバーグとトム。『マスターズ・オブ・ザ・エアー』は、そんな二人がまたもやプロデューサーとしてタッグを組み、ドナルド・L・ミラーの書籍に基づいて、『バンド・オブ・ブラザース』のジョン・オーロフが脚本を手掛けた新たな戦争ドラマである。

第二次世界大戦におけるアメリカ第8空軍第100爆撃グループに所属する爆撃機の搭乗員たちの実話をベースに、隊員たちがナチス・ドイツ上空で危険な空襲を行い、恐怖に立ち向かいながら、仲間たちと絆を築いていく姿を描く。

『マスターズ・オブ・ザ・エアー』キャスト一覧

オースティン・バトラー(クレヴェン少佐)


本作の主人公ゲイル・"バック"・クレヴェン少佐は、大型爆撃機「フライング・フォートレス(空の要塞)」に搭乗する他の兵士たちを奮い立たせ、空戦中で壊滅的な損害を被ったあとも、自分たちの命、そして数え切れないほどの人々の命のために戦い続けるよう導くパイロット。

クレヴェン少佐を演じるオースティン・バトラーは、2013年に『セックス・アンド・ザ・シティ』の原点となる『マンハッタンに恋をして ~キャリーの日記~』でメインキャストに抜擢。2016年の『シャナラ・クロニクルズ』では主演を務め、その後クエンティン・タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』にテックス・ワトソン役で出演。2022年の伝記映画『エルヴィス』では“キング・オブ・ロックンロール”、エルヴィス・プレスリーを熱演し、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたほか、英国アカデミー賞を含む様々な賞を受賞。直近では、『デューン 砂の惑星 PART2』や『The Bikeriders(原題)』など話題作が公開を控えている。

カラム・ターナー(イーガン少佐)


ジョン・"バッキー"・イーガン少佐は、クレヴェン少佐とともに第100爆撃隊に配属された最初のパイロットの一人である。パイロットとしての責務に加え、350人の乗員を乗せた35機の戦闘機の責任者でもある。

イーガン少佐を演じるのは、『ファンタスティック・ビースト』シリーズの主人公ニュートの兄テセウス・スキャマンダー役で世界的にブレイクしたカラム・ターナー。『ファンタビ』以前は、『アサシン クリード』やA24の『グリーンルーム』に出演し、『さよなら、僕のマンハッタン』では主演を務めた。最近は、ジョージ・クルーニーが監督を務めた伝記スポーツ映画『The Boys In the Boat(原題)』に出演。

アンソニー・ボイル(クロスビー少尉)


ハリー・クロスビー少尉は、イーガン少佐やクレヴェン少佐とともに「フライング・フォートレス」に再集結することになった生き残りの兵士の一人である。

クロスビーを演じるアンソニー・ボイルは、伝記映画『テトリス』や『トールキン 旅のはじまり』などの映画に出演。また、『プロット・アゲンスト・アメリカ』や『アガサ・クリスティー 無実はさいなむ』などのドラマシリーズにも出演し、『ゲーム・オブ・スローンズ』には、短期間ながらルース・ボルトンの護衛の一人として出演した。

バリー・コーガン(ビディック少尉)


カーティス・ビディック中尉は、空戦中に不時着を余儀なくされ、その後、「フライング・フォートレス」を修理して乗り込む他の生存者と合流する。

ビディックを演じるバリー・コーガンは、2023年の年末にPrime Videoにて配信された映画『Saltburn』の恐ろしい演技が話題になり、英国アカデミー賞主演男優賞にノミネート。母国アイルランドの孤島を舞台にした『イニシェリン島の精霊』でアカデミー賞に初ノミネートされ、マット・リーヴス監督の『THE BATMAN-ザ・バットマン-』では、DCコミックを象徴する悪役ジョーカーを演じた。2017年、『聖なる鹿殺し』とクリストファー・ノーラン監督の『ダンケルク』で脚光を浴びた。

ンクーティ・ガトワ(ダニエルズ少尉)


ロバート・ダニエルズ少尉は、米軍史上初のアフリカ系アメリカ人パイロットのみで構成された部隊「タスキーギ・エアメン」の一人。

ンクーティはグレタ・ガーウィグ監督の『バービー』でケンの一人を演じたほか、Netflixの人気シリーズ『セックス・エデュケーション』ではメインキャラクターを演じ、英国アカデミー賞などにノミネートされた。最近では、『ドクター・フー』シリーズで最新のドクターを演じている。

ラファティ・“ラフ”・ロウ(レモンズ伍長)


ケン・レモンズ伍長を演じるのは、ジュード・ロウを父親に持つラファティ・ロウ。現在27歳のラフは、2010年『レポゼッション・メン』で映画デビューした後、短編映画の製作や出演を経験。その後、2021年『オリバー・ツイスト』を現代風にアレンジした『Twist(原題)』に主演し、マイケル・ケイン、レナ・ヘディらと共演した。

ネイト・マン(ローゼンタール少佐)


ロバート・"ロージー"・ローゼンタール少佐を演じるネイト・マンは、リーヴ・シュレイバー主演のテレビドラマ『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』で、10代のレイを演じて俳優デビュー。アカデミー賞にノミネートされた映画『リコリス・ピザ』に出演。

エリオット・ワーレン(ダグラス中尉)

ジェームズ・ダグラス中尉を演じるイギリス出身の俳優兼脚本家であるエリオット・ウォーレンは、本作がメジャー作品での俳優デビューとなる。2019年、脚本・共同演出・主演を務めた舞台デビュー作「Flesh and Bone(原題)」がオリヴィエ賞を受賞。テレビシリーズ『トップボーイ』の最終シーズンでは脚本を務めた。

ジェームズ・マーレイ(ハーディング大佐)

ニール・"チック"・ハーディング大佐は、第100爆撃隊のパイロットたちに、ドイツ軍戦闘機との空戦の目的や心構えについて説明する人物。

演じるのは、『ザ・クラウン』シーズン5でアンドリュー王子役を演じたイギリス出身のジェームズ・マーレイ。彼は、アレキサンダー・スカルスガルドやケイト・ウィンスレットと共演した2023年の伝記映画『Lee(原題)』でも第二次世界大戦中の大佐役を演じている。

イザベル・メイ(マージ)

マージはゲイル・クレブン少佐の恋人。彼は任務で出動する際、彼女の写真を携帯しており、彼女のもとに帰るために生き延びたいと願う主な理由のひとつになっている。

マージを演じるのは、『イエローストーン』とそのスピンオフシリーズ『1883』『1923』でエルザ・ダットンを演じたイザベル・メイ。

そのほかの俳優陣


また、脇を固めるキャストには、ウィリアム・クイン軍曹役のカイ・アレクサンダー(『セックス・ピストルズ』)、ロイ・クレイター中尉役のソーヤー・スピルバーグ(『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』)、リチャード・D・メイコン少尉役のジョサイヤ・クロス(『ドリームプラン』)、アレクサンダー・ジェファーソン少尉役のブランデン・クック(『インダストリー』)、ジョン・D・ブレイディ大尉役のベン・ラドクリフ(『ウィッチャー』)、チャールズ・ビーン・クルイックシャンク大尉役のマット・ガヴァン(『ファウンデーション』)、アルフィー・テンペスト(『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』)などが出演する。

スティーブン・スピルバーグとトム・ハンクスが手掛け、超豪華キャストが集結した『マスターズ・オブ・ザ・エアー』は1月26日よりApple TV+にて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

参照元:Collider

Photo:『マスターズ・オブ・ザ・エアー』©Apple TV+