『トゥルー・ディテクティブ』シーズン4主演のジョディ・フォスター、約50年ぶりにTV界に復帰した理由とは?

各界から高い評価を得ているアンソロジー刑事ドラマ『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ』シーズン4となる『トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー』に主演し、約50年ぶりにTV界に復帰したジョディ・フォスターが、ドラマシリーズに出演を決めた理由を明かしている。

ジョディ・フォスター、約50年ぶりにTV界に復帰

子役としてスクリーンデビューを飾ったジョディは、マーティン・スコセッシ監督の傑作映画『タクシー・ドライバー』でブレイクする前はドラマシリーズにも登場しており、最後のTV出演作は1973年から1975年にかけて3度出演したティーンドラマ『ABC Afterschool Specials(原題)』だった。

そんな長い俳優歴を誇り、アカデミー賞主演女優賞を2度も受賞した演技派のジョディが、米Variety主催の記者会見に登場。TV界への復帰作として『トゥルー・ディテクティブ』シーズン4を選んだ理由について、「この番組で配信サービスの中毒になったんです。イッキ見して夢中になり、いつも戻って来る作品の一つになりました」と答えている。

さらにジョディは、「配信サービスでは最高の仕事がなされていると思います。必ずしもジャンルに縛られることなく、キャラクターを探求する機会を与えてくれるからです。それに6話にすることで、長編映画で目にしたりするような、典型的な物語とは別の声を取り入れることが出来ますから」と、配信サービスに大きな可能性を見出していたとも付け加えた。

シーズン4の舞台は、冬は長い夜が続く極寒の地アラスカのエニス。極地研究ステーションで働く男性8人が忽然と姿を消す事件が発生し、ジョディ演じる刑事リズ・ダンバースと、相棒となるエヴァンジェリン・ナバロが共に抱える闇に向き合いながら、氷に埋もれる呪われた真実に迫るというストーリー。

ジョディは、アカデミー賞主演女優賞に輝いた『羊たちの沈黙』で連続殺人鬼を追うFBI捜査官のクラリス・スターリングを演じたが、『羊たちの沈黙』と『トゥルー・ディテクティブ』のトーンが類似していると指摘。「この番組はホラーや超常現象、スリラーといったジャンルを網羅していますが、そのホラー要素は心理的なドラマと人々の親密なドラマを通して探求されます」と、キャラクターの心理や人間関係が鍵になると述べた。

ジョディの相棒エヴァンジェリン・ナバロ役を演じるのは、ボクシング映画『Catch the Fair One(原題)』の主演でスクリーンデビューを飾り、ショーン・ペンと共演した映画『Black Flies(原題)』が2本目の出演作となる新人女優のカリ・レイス。その他には、『キリング・イヴ/Killing Eve』などで知られるフィオナ・ショウ、『幸せの答え合わせ』のフィン・ベネット、クリストファー・エクルストン(『LEFTOVERS/残された世界』)、ジョン・ホークス(『スリー・ビルボード』)らも出演する。

『トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー』は、2024年1月14日(日)に米HBOとMaxでデビュー。日本では、4月26日よりU-NEXTにて配信。(海外ドラマNAVI)

参照元:TV Line

Photo:『トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー』© 2024 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc. U-NEXTにて見放題独占配信中