米HBOの刑事アンソロジードラマ『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ』のショーランナーが、『TRUE DETECTIVE: Night Country(原題)』と題されたシーズン4に主演しているジョディ・フォスターを絶賛した。
ジョディの演技の奥深さに驚嘆
シーズン4の舞台は、冬は長い夜が続く極寒の地アラスカのエニス。極地研究ステーションで働く8人の男性が忽然と姿を消す事件が発生し、ジョディ演じる刑事リズ・ダンバースと、公開作が2本という新人女優のカリ・レイス扮するエヴァンジェリン・ナバロが共に抱える闇に向き合いながら、氷に埋もれる呪われた真実に迫るというストーリー。
NYで開催されたHBOとMaxによる記者向けの特別プレゼンテーションに、シーズン4で脚本・監督・ショーランナーを務めたイッサ・ロペスが登壇。新シーズンに何を期待できるか語り、『告発の行方』と『羊たちの沈黙』でアカデミー賞主演女優賞に2度輝いた大ベテランのジョディと、新人であるカリを組ませた点に言及した。
「新人を起用するのと最高の俳優を起用するのでは、まるで違うような気がします。私はジョディの演技と、その深さを目にする準備が出来ていませんでした。彼女が(役作りで)辿り着く場所は想像をはるかに超えています。彼女は、私が本当に長い間、見たことがないような感情の深みに入っていくんです」と回顧し、ジョディによる演技の奥深さに驚嘆したと称賛している。
レジェンドであるジョディの相棒エヴァンジェリン役を演じるカリは、ボクシング映画『Catch the Fair One(原題)』の主演でスクリーンデビューを飾り、ショーン・ペンと共演した映画『Black Flies(原題)』が2本目の出演作となるニューカマー。大女優と期待の新人の演技合戦も見どころの一つとなりそうだ。
またロペスは、シーズン3まで男性刑事が主人公だった設定を反転し、シーズン4では女刑事2人を中心に描いた試みについてもコメントしている。「自分が一番怖いと思うものを作ればいいじゃないと思い、それは(物を)暗く映し出す鏡になりました。『Night Country』は、寒くてダークで女性が主人公ですからね」と語り、新たな設定で監督を務めるのが少し怖かったとも打ち明けていた。
主演のジョディとカリのほか、『キリング・イヴ/Killing Eve』などで知られるフィオナ・ショウ、『幸せの答え合わせ』のフィン・ベネット、クリストファー・エクルストン(『LEFTOVERS/残された世界』)、ジョン・ホークス(『スリー・ビルボード』)らも出演する。
ジョディ・フォスターが主演する『TRUE DETECTIVE: Night Country』は、2024年1月14日(日)より米HBOとMaxにてリリース。シーズン1~3はU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)
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Photo:参照元:tvinsider