事故から一年!ジェレミー・レナーが主演ドラマのロケに復帰「緊張する」

2023年の年明け早々に事故で重傷を負ったジェレミー・レナー(『アベンジャーズ』シリーズ)。手術やリハビリを乗り越え、無事に表舞台に出られるようになったジェレミーだが、いよいよ彼の主演するドラマの新シーズンの撮影にも参加したようだ。米Hollywood Reporterらが報じている。

ジェレミー・レナー、撮影に復帰!

彼が主演するドラマ『メイヤー・オブ・キングスタウン』は、ジェレミーの体調が良くなったのを確認してから昨年9月にシーズン3への更新が発表された。そして1月10日(水)、ジェレミーは、ストライプのボタンダウンシャツに厚手のコート、グレーと黒のネクタイを身につけた自身の写真をInstagramに投稿し、ロケ地にいることを報告した。

「撮影初日…今日は緊張している。私たちのプロダクションのために、そしてもっと大切なファンのために、ちゃんと自分がやり遂げ、全てがうまくいくことを願っています」と52歳のジェレミーは綴った。

復帰のちょうど1週間前、ジェレミーはKOST103.5FMのラジオ番組『Ellen K Morning Show(原題)』に出演し、事故後、彼の母親のヴァレリーが“どうしても(ジェレミーを押しつぶした)このスノーキャットを燃やしたかった” と言っていたと裏話をジョークを混じりに話したが、彼は母の発言に対する理由を理解していると付け加えた。

「僕は、“違うよ、母さん、あれは車道に出るために必要だ(笑)じゃないと、雪でどこにも行けないから”と言ったよ。そして、“僕らにはあの事故の物語を別のものにシフトさせる力があるんだ”とね。そのままにしていたら、私たちはただの被害者で、苦しみ、我慢できず、1月1日は祝うべき日ではないとか、除雪車は悪いものだとかいうことになってしまう。元旦も除雪車も必要だし、素晴らしいものなのだから」

さらに、「闘うべきことはたくさんあったし、回復することしか考えてなかった。家族や娘、そして私が本当に影響を受けたすべての人たちに救いを与えられるとわかっていたからだ。そして、あの日一緒にいたかわいそうな甥には、決して忘れることができない映像を脳裏に植え付けてしまったが、私の癒しが彼の癒しになることは分かっている」

また、先月の大晦日の取材で米CNNにもこう語っていた。「本当に素晴らしく忙しい一年だった。僕は強くなったと思う。見ていてくれ。文字通りあと1週間で撮影に戻るんだ。ベストを尽くして、一生懸命頑張るよ」

2021年にParamount+でスタートした『メイヤー・オブ・キングスタウン』は、刑務所が集まる町キングスタウンを舞台に、市民と囚人の橋渡し役を担うミッチ、マイクの兄弟が町の平穏を求め、殺人、薬物密売、ロシアのマフィアといった様々な問題に対処する姿を描く。『イエローストーン』シリーズをヒットさせたテイラー・シェリダンがクリエイターを務め、主演のジェレミーは製作総指揮も兼任する。

『メイヤー・オブ・キングスタウン』シーズン1は、Paramount+ on WOWOWオンデマンドにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジェレミー・レナ―公式Instagram(@jeremyrenner)