『ジェシカおばさんの事件簿』NHK BSプレミアム4Kにて12月6日(水)スタート!

『ガス燈』などで3度アカデミー賞にノミネートされ、2014年には大英帝国勲章を授与されたアンジェラ・ランズベリー主演の名作ミステリードラマ『ジェシカおばさんの事件簿』が、12月6日(水)よりNHK BSプレミアム4Kにて放送される。

『刑事コロンボ』のクリエイターであるリチャード・レヴィンソンとウィリアム・リンクが、同作の脚本家ピーター・S・フィッシャーと共同クリエイターを担当、彼らのほかにもロバート・バン・スコイクやジャクソン・ギリスが脚本を執筆と、『刑事コロンボ』制作陣が揃った『ジェシカおばさんの事件簿』。米CBSにて1984年から1996年まで、全12シーズンにわたって続いた。日本では今から35年前の1988年に初放送。シリーズ全体で250話を超え、さらにTV映画版も4作作られた人気作より、シリーズ序盤の全56話が放送される。

アンジェラ演じる主人公は、田舎町に住む推理小説家のジェシカ・フレッチャー。彼女は鋭い観察力とウイットに富んだ謎解きで、次々と難事件を解決していく。英国が生んだ“ミステリーの女王”アガサ・クリスティーを彷彿とさせるキャラクターに起用されたアンジェラは、同作が始まる4年前の1980年にクリスティーの原作を元にした『クリスタル殺人事件』でミス・マープルに扮したことも。アンジェラは同作の演技でゴールデン・グローブ賞やエミー賞候補となり、前者では4度受賞。好奇心旺盛で困っている人を放っておけないジェシカの声を当てているのは森光子だ。

ゲストに多彩な俳優が出演しているのも『刑事コロンボ』との共通点で、『ロミオとジュリエット』のオリビア・ハッセー、『ER 緊急救命室』のジョージ・クルーニー、『史上最大の作戦』のメル・ファーラー、『ターミネーター』シリーズのリンダ・ハミルトンらが参加。そうしたゲストの一部のほか、ジェシカの友人であるセス・ハズリット医師役のウィリアム・ウィンダム、ジェシカの甥グレイディ・フレッチャー役のマイケル・ホートンといったジェシカを支える周りの人々にも『刑事コロンボ』出演者がいるので、同時期にNHK BSプレミアム4Kにて放送開始となる両シリーズを見比べてみても楽しいかもしれない。

『ジェシカおばさんの事件簿』第1話「海に消えたパパ」あらすじ

ジェシカが暮らすキャボット・コーブに珍しく嵐が吹き荒れる中、ヨットの遭難事故が起きる。大富豪アールが4人の娘たちと海に出たところ、ヨットのデッキにいたアールが波にさらわれてしまったとの知らせが入るが、タッパー保安官は彼の遺産を狙った犯行ではないかと疑っていた。同じ頃、ジェシカの家にラルフという男が現れる。彼は、食事の面倒を見てくれれば家の仕事はなんでもするというのだが…。

『ジェシカおばさんの事件簿』放送情報

NHK BSプレミアム4Kにて12月6日(水)21:00より放送スタート(全56話)
毎週水曜日21:00~[ステレオ2ヵ国語(主:日本語吹き替え/副:英語)|字幕放送有り]

(海外ドラマNAVI)

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