本物の戦線へ向かったイスラエル対テロ部隊のドラマ『ファウダ』スタッフがガザで死亡!?

10月上旬から続き、すでに双方の死者が合わせて1万人を超えているイスラエルとイスラム組織ハマスの衝突。そんな中、イスラエル発のNetflixシリーズ『ファウダ -報復の連鎖-』のスタッフがガザで死亡したと、米Deadlineが伝えている。

予備兵だったスタッフがガザで命を落とす<目次>

イスラエルの対テロ潜入部隊を率いるドロンと彼のチームを描く『ファウダ』は、2015年から配信が始まり、すでにシーズン4まで配信済み。シーズン5への更新も決定している。そんな同作のクルーメンバーであるMatan Meirが、ガザでの活動中に殺されたと、番組公式X(旧Twitter)が報告。第551旅団の第697バタリオンの予備兵だったという彼が、どのような状況で亡くなったのかなどの詳細は明らかにされていない。

Xでは「『ファウダ』ファミリーの一員であるMatan Meirがガザでの活動中に殺されたとお伝えしなければならないことに、打ちのめされています」と書かれ、「Matanは必要不可欠なクルーメンバーでした。キャストやクルーは彼の悲劇的な死に心を痛めています。遺族、友人の皆様へお悔やみを申し上げます。彼の魂は安らかに眠ることでしょう」と追悼のメッセージが残されている。

主人公ドロンを演じるリオル・ラズは自らもイスラエル国防軍の元特殊部隊兵士だったという経歴を持ち、その経験を活かして製作にも参加。先日、共同クリエイターのアヴィ・イサハロフらとともにハマスとの現実での戦いに参加したことをInstagramで伝え、話題を呼んでいた。

今回クルーのMatan Meirが兵士として戦線へ出向いていたのかは分からないが、激化するイスラエルとハマスの戦闘で死者はさらに増え続けている。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline

Photo:Netflixシリーズ『ファウダ -報復の連鎖-』配信中