『イエローストーン』最終シーズン後半の放送日が決定。新たに2つのスピンオフが製作に

ケヴィン・コスナー主演で贈る、現代を舞台にした西部劇ドラマ『イエローストーン』。そのファイナルシーズン後編の放送日が決定したと同時に、新たなスピンオフ2本の製作が決定した。米Entertainment Weeklyが伝えている。

前々から噂のあったオスカー俳優がスピンオフに出演!?

米ケーブル局Paramount Networkで2018年に放送開始となって以来、人気を集めてきた『イエローストーン』。広大な草原が広がるモンタナ州のイエローストーン牧場を舞台に、その周辺を牛耳るダットン一家が、不動産開発業者や土地の所有権を主張する先住民と土地をめぐって熾烈な争いを繰り広げる物語は幅広い世代から支持され、すでにスピンオフが2本製作されるなど世界観を拡大している。

そんな一大フランチャイズの始まりとなった本家『イエローストーン』の最終章に当たるシーズン5の後編が、本国アメリカでは2024年11月に解禁されることが決定した。シーズン5前編は2022年11月に放送が始まり、最終編はもともと今年初めに解禁される予定だったが、契約が順調にいかず製作に遅れが生じていた。

キャストの一人が少なくともシーズン7まで製作されると発言したこともあった『イエローストーン』だが、主演・製作総指揮を兼任するケヴィンがシーズン5後編の撮影スケジュールをめぐって製作陣と対立したと報じられたのちにシーズン5での打ち切りが発表された。最終シーズンの後編にケヴィンが参加しているのかなどの詳細は現時点では明かされていない。

ケヴィン演じるジョン・ダットンにはもうすぐ別れを告げることになるようだが、新たに2本のスピンオフ『2024(原題)』と『1944(原題)』の製作も発表された。これまでには、サム・エリオット、トム・ハンクスら出演の19世紀後半を舞台にした『1883』、そしてヘレン・ミレン、ハリソン・フォード主演の20世紀前半の大恐慌時代を描く『1923』が作られている。現代を舞台にした『2024』が描くのは、『イエローストーン』で描かれた出来事のその後。一方の『1944』はこれまでのスピンオフと同じく前日譚となり、『1883』と『1923』の足跡を辿りつつダットン家の初期の世代の劇的な人生を追うという。

本家が滞った後も、ユニバース拡大のために様々なアイデアを検討していたクリエイターのテイラー・シェリダンは、オスカー俳優のマシュー・マコノヒーと話し合いの場を持ったことを明かしている。「自然と馴染むように思える」とテキサス生まれのマシューについて話したシェリダン。「彼とは数年にわたって何回か話して、いくつかのアイデアを出し合ってきた。それから彼は『イエローストーン』を見て反応してくれたんだ。“あれをやりたい”って感じだった。“あれ”っていうのは、現代世界と衝突する生々しい世界に飛び込むこと。だから僕は“相棒、それならできるよ”って言ったんだ」

シェリダンの発言を聞く限り、マシューも乗り気な様子。スピンオフ2作のキャストはまだ発表されていないが、マシューの出演に期待せずにはいられない。

ちなみに、ストライキの影響で新作が少ない中、Paramount Networkの系列である米CBSでは現在『イエローストーン』の再放送を行っているが、この秋のドラマシリーズとしては3位にランクインするほど大好評。すべてのエンタメ番組の中でも視聴者数ランキング6位を記録しており、シーズン1に続いてシーズン2も再放送されている。社会現象を巻き起こすほどの勢いは今後も衰え知らずと言えそうだ。

『イエローストーン』シーズン1~4、そしてスピンオフの『1883』『1923』はU-NEXTで配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Entertainment Weekly米TV Line

Photo:『イエローストーン』©2020 Viacom International, Inc.