Disney+（ディズニープラス）の人気マーベルドラマ『ムーンナイト』はリミテッドシリーズとして製作されたが、ファンの間ではカムバックを望む声が絶えない。そんななか、エピソード監督がシーズン2の可能性について語っている。
『ムーンナイト』シーズン2の計画は…
全6話となる『ムーンナイト』は、エジプトでの任務中に瀕死の重傷を負ってしまった元傭兵マーク・スペクターが命と引き換えに、古代エジプトの月の神コンシューと契約を結んだ彼は特殊なパワーを得て、ムーンナイトとして悪に立ち向かっていく物語。
米CBRによると、6話のうち4話でメガホンを取ったモハメド・ディアブがArabicMarvel.comのインタビューに応じ、「エピソード数はマーベルスタジオから指示されたのか」との質問に、こう答えている。
「初日からマーベルは（エピソード数を）決めていました。マーベルのドラマプロジェクトは、『ワンダヴィジョン』のように特別なプロジェクトを除いて全て6話構成で、通常の形式は6話になっています」と説明した。
続けてディアブは、最初から2部構成になると伝えられたシリーズは『ロキ』だけだったとも回答。とはいえ、もともと『ロキ』はリミテッドシリーズとの触れ込みでデビューしたが、最終話の配信後にシーズン2の製作が発表された。
ディアブは、「マーベルのやり方は、プロジェクトが成功したらシーズン2へ更新しましょうというやり方ではありません。成功しても失敗しても、それは彼らの計画で、彼らには計画があるんです」とも付け加えた。
ということは、マーベルスタジオで『ムーンナイト』シーズン2の計画は存在しないということになる。しかし以前にディアブは、『ムーンナイト』の主人公マーク・スペクターの分身であるジェイク・ロックリーを描きたいと言及している。
「（ジェイク・ロックリーの）世界を見てみたいですね。 誰もが彼にすごく興味を持っていて、人格が変わる瞬間に何が起こるのか、彼が何者なのか、彼が何に夢中で誰を愛しているのかを見たいんです。僕にとって非常に惹きつけられる要素です」と語っていた。
なお、インタビューでディアブが触れた『ロキ』は、10月6日（金）よりディズニープラスにてシーズン2の配信が開始した。毎週金曜日に新エピソードが1話ずつリリースされる。（海外ドラマNAVI）
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Photo:© 2023 Marvel
