カーン役ジョナサン・メジャースの逮捕騒動は『ロキ』シーズン2に影響したのか

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のヴィラン、“悪戯の神”の異名を誇るロキを主人公にしたドラマ『ロキ』。待望となるシーズン2がついにDisney+(ディズニープラス)で本日配信開始となるが、シーズン1ラストに登場した“在り続ける者”こと征服者カーン役を演じたジョナサン・メジャースが、女性に対する暴行で逮捕された件は影響したのだろうか?

今年3月に逮捕されたが…

今年3月、ジョナサンは知人女性に対する暴行、絞首、ハラスメントの疑いでNY市警に逮捕された。その後、釈放された彼は全ての容疑を完全否定したが、起用されていた米軍のリクルートPRから解雇され、映画『The Man in My Basement(原題)』からも降板。

逮捕される約1カ月前に公開されたマーベル映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』にジョナサン演じるカーンが登場し、ポストクレジットシーンでは、『ロキ』シーズン2にもカーンの変異体となるキャラクター、ヴィクター・タイムリーが登場することが示唆されていた。

よって、ジョナサンの逮捕によるシーズン2への影響が懸念されていたが、米Varietyのインタビューに応えたプロデューサーのケヴィン・ライトによると、新シーズンにおけるジョナサンの出演シーンに変化はなかったようだ。

ライトは「これは、マーベルシリーズで追加撮影がなかった初めての作品です。スクリーンに映し出されるストーリーは、製作チームが作ろうとしたものです。私たちは、これをどんな物語にしたいかという非常に具体的なアイデアを持って臨み、その製作期間で物語を伝える方法を見つけました。ディズニープラスのスクリーンに映し出されるのは、まさにその物語なんです」とコメント。「追加撮影がなかった」ということは、ジョナサンの逮捕による物語の変更がなかったことを意味していると思われる。

またライトは、「ジョナサンの暴行疑惑を受け、シーズン2の設定を変更する話し合いがあったのでしょうか?」との質問にも、「NO」と回答。「その主な理由は皆さんと同じように、私も事情がよく分かっていないからです。この件がどうなるか分からないまま、何かをするのは性急だと感じました」とコメントした。

なお、ジョナサン扮するカーンは『ロキ』シーズン2のほか、『アベンジャーズ』シリーズ第5作『Avengers: The Kang Dynasty(原題)』と、第6作『Avengers: Secret Wars(原題)』にも登場すると発表されていた。ジョナサンは、10月25日(水)に同事件の審理に出席する予定。今後の動向に注視しておきたい。

『ロキ』シーズン2は、ディズニープラスにて10月6日(金)より配信スタート。(海外ドラマNAVI)

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