トム・ヒドルストンが婚約者に与えたマーベル入りする上でのアドバイスとは?

『マイティ・ソー』シリーズや『ロキ』といったマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品に出演するトム・ヒドルストンと婚約しているゾウイ・アシュトンが、11月公開予定の映画『マーベルズ』でMCU入りを果たすにあたってトムからアドバイスをもらったという。米Entertainment Weeklyが伝えている。

やる気を引き出してくれたトムの一言

MCU最新作として公開が待ち望まれている『マーベルズ』では、ブリー・ラーソン演じるキャプテン・マーベル、イマン・ヴェラーニ演じるミズ・マーベル、テヨナ・パリス演じるモニカ・ランボーが揃う。彼女たちの前にヴィランとして立ちはだかるのが、ゾウイ演じるダー=ベンだ。

『フレッシュ・ミート』や『ベルベット・バズソー:血塗られたギャラリー』で知られるゾウイは、2019年の舞台で共演したトムと3年の交際期間を経て2022年に婚約。2011年の『マイティ・ソー』1作目よりMCUで大人気ヴィランのロキを演じてきたトムから今回アドバイスをもらったそう。

「10年以上このシリーズの一員として携わってきた彼の経験について素晴らしい話ができた。そこから得られた教訓の一つは、“マーベルに注ぎ込んだものは返ってくる”ということ。彼は“心をオープンにして仕事に対する倫理観をもって臨み、ファンに素晴らしい体験を味わってほしいとただ望めば、現場で素敵な経験ができる”と言ったの。そうやって私のやる気を引き出してくれたのよ」

ニア・ダコスタ監督と仕事をすることを長年夢見ていたため、今回のチャンスを逃すわけにはいかなかったと話しているゾウイ。トムとの私生活にあまり仕事は持ち込まないようにしているものの、『マーベルズ』のとあるシーンのリハーサルをトムが手伝ってくれた日があり、とても楽しい思い出として今も忘れられずにいるという。

「それに彼はとてもためになる具体的なアドバイスをくれた。“トイレに行けるよう、衣装には十分な数のチャックを用意してもらうこと”とかね。あれは本当にいいアドバイスだったと今なら分かるわ」と笑って話した。

「カメラの表も裏も女性だらけのSF狂騒曲。その一員となれたことに感動した」とゾウイが表現する『マーベルズ』では、ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンが出演するほか、『キャプテン・マーベル』に登場した人気キャラクターのグースも登場することが既に発表されている。猫のように見える地球外生命体のグースは2019年の『キャプテン・マーベル』に登場するやいなや、その衝撃的なギャップでファンの心を鷲掴み。すでに公開されている予告編ではグースのパワーを間近で見たミズ・マーベルが叫んでいる様子も映し出されており、またしても予期せぬ方法で私たちを楽しませてくれそうだ。

ちなみにゾウイがEntertainment Weeklyの取材に応じたのは全米映画俳優組合のストライキが始まる前のこと。今年3月時点では『マーベルズ』は11月10日に日米同時公開が発表されていた。現在ハリウッドは全米脚本家組合と全米映画俳優組合のストライキが同時進行しており、業界が事実上の閉鎖状態にある。本来であればパンデミックを乗り越えて本格的な大規模PRツアーなども期待できたかもしれないが、今後の予定も見通しがつかないのが現状だ。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Entertainment Weekly

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