【独占】実在のカルト団体事件を基にしたサイコスリラー『クリアリング 囚われの子供たち』キャストインタビュー!

オーストラリアで実在したカルト団体よって引き起こされた事件を基にしたサイコスリラー『クリアリング 囚われの子供たち』は、Disney+(ディズニープラス)にて独占配信中! 本作に出演した、ミランダ・オットーとケイト・マルヴァニーのインタビューが到着した。

『クリアリング 囚われの子供たち』とは?


オーストラリアのディズニープラス初製作となるオリジナルドラマシリーズで、オーストラリアで実在したカルト団体よって引き起こされた事件にインスピレーションを受けた、J・P・ポマーレ著の高い評価を得た小説「イン・ザ・クリアリング(In the Clearing)」を原作にしたサイコスリラー作品。

『クリアリング 囚われの子供たち』あらすじ

地元の少女が行方不明になった事件をきっかけに、フレイアは幼い時に“キンドレッド”というカルト団体のメンバーとして過ごした記憶を思い出す。教祖エイドリアンが率いるカルト団体では無垢な子供たちを誘拐、虐待し、身も心も支配する悪夢のような事件が起こっていたのだった。そして、フレイアは悲惨な事件を止めるため、過去のトラウマと向き合い始める。心身に刻まれた恐怖は、現在と過去、さらには現実と悪夢の境界すら曖昧にしていく。

オーストラリアの名優たちが集結

オーストラリアのディズニープラス初のドラマシリーズとなる本作には、オーストラリアゆかりの名優たちが集結。『魔法使いの弟子』や『アイ・アム・ナンバー4』のテリーサ・パーマー、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのエオウィン姫で一躍有名になったミランダ・オットー、『プロメテウス』や『アイアンマン 3』でも印象的な役柄を演じ、エミー賞受賞経験もあるガイ・ピアースらが出演。

ミランダ・オットー&ケイト・マルヴァニー インタビュー

今回は、教祖エイドリアン役を演じたミランダ・オットー(代表作『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ)と、タムシンおばさん役を演じたケイト・マルヴァニー(代表作『ナチ・ハンターズ』)のインタビューをお届け!

エイドリアン役ミランダ・オットー

地元オーストラリアでの作品出演への特別な思い

――とても面白かったです。残りを見るのが待ちきれないです。

ミランダ・オットー(以下M)& ケイト・マルヴァニー(以下K)それは良かったわ。

M:私たちもまだ2話しか見ていないの。

K:そうね。

M:私たちは、もちろんストーリーを知っているわ。でも、すべてがどのようにまとめられたのかを是非見たいわ。

――今作はオーストラリアのディズニープラスが制作した初めてのオリジナル作品と伺いました。これまで数々のハリウッド作品にも出演されてきましたが、地元とも呼べるオーストラリアでの作品出演には特別な思いがありますか?

M:ええ、間違いなくあるわ。私は長い間、アメリカに住んでいるの。だから、オーストラリアに戻って来て、オーストラリアの俳優やスタッフ、脚本家たちと一緒に仕事をして、オーストラリアの物語を語るのは、いつもとても素敵だわ。オーストラリアの撮影現場にいて、昔からの友人たちに会えるのは本当にとても特別なことよ。私にとってエキストラのレベルで特別だわ。

K:そうね。私も同じように感じるわ。また、世界中の人たちが、これまでに見慣れているのとはまったく異なるオーストラリアの地理を見れるのも嬉しいわ。多くの人が、オーストラリアといえば砂漠とビーチだと考えていると思う。でも、この作品では、オーストラリアの非常に異なる側面や風景が、物語を語る上で重要な役割を担っているの。ここ(オーストラリア)にはそういうのもあることを世界に見てもらえることにとても興奮しているわ。

タムシンおばさん役ケイト・マルヴァニー

アメリカでは得られないような雰囲気がある

――オーストラリアの俳優さんたちとの共演ということで、他の映画やドラマの撮影時と、現場の雰囲気は何か違いましたか?

M:オーストラリアで仕事をしていていつも思うのは、オーストラリアは間違いなく、とても大きな家族のような存在だということなの。多くの人々が、お互いをある程度知っていたり、一緒に仕事をしたことがあったり、会ったことがあったりすると思う。だから、アメリカの仕事ではときどき得られないような雰囲気があるのよ。

K:ええ、とてものんびりしているわ。とてもインクルーシブなの。全員参加型なの。キャストもクルーもみんな一緒にランチを食べることが多いわ。みんな一緒にいるの。もちろん、この番組でも、撮影現場に行ったことのない俳優や新人俳優、子役がたくさんいた。だから、オーストラリアの撮影現場に行って、クルーがどんな仕事をしているのかを知ることは、彼らにとって本当にいい経験だったと思う。彼らにとって、本当に重要な勉強だったわ。

元になった事件について

――原作小説の元になった事件はオーストラリアではかなり知られている事件なんですか?また事件当時のことで覚えていらっしゃることがあれば教えて下さい。

M: 正直なところ、あまりよく知らないの。当時何も知らなかったわ。本と脚本とでは明らかに違う部分があったから、本からじゃなくて、脚本から入っていったの。だから、自分を混乱させないためにも、本を読むのは後にしたほうがいいと思ったわ。多分、今なら読めるわ。でも、今になっても、私はただ…ストーリーがとても入り組んでいるの。自分自身を混乱させたくないと思うのよ。

K:ええ、私も同じように感じたわ。そのカルトのことは少しは聞いたことがあったんだけど。でも、当時、多くのカルト団体があったし、今もあるわ。それがこの本のいくつかの物語のインスピレーションになっていると思う。でも、私たちは、与えられた脚本でやらないといけなかったの。私たちは、本当にしっかりした、とても魅力的な、とても複雑で重層的な8つの脚本と、それに伴うキャラクターを与えられたの。そこに焦点を当てないといけなかった。タムシンおばさんについても、私は間違いなく、そこに焦点を当てたわ。彼女は、私の心と、ライターたちが脚本で私に与えたものから作られたのよ。

――今、話していらっしゃいましたが、実際にあった事件を元にしているということで、フィクションの作品と比較して、演じる上で役作りの方法は変わりますか?

M:これはフィクションの作品なの。

K:そうね。これはフィクションの作品だわ。

M:フィクションの作品よ。

K:そうなの。

役作りの方法は?

――では、どのように役作りしましたか?

K:私の役作りは、ヘアやメイク担当者との会話から生まれるものがとても多かったわ。他のキャラクターと話し合ったり、一緒にシーンをやったりすることで、いろいろなことが生まれてきた。私が演じるタムシンおばさんのシーンの多くは、エイドリアンとのシーンだけど、タムシンおばさんはエイドリアンよりずっと下級の権力者なの。だから、タムシンおばさんの身体性とルックスを見つけることが重要だった。そして、私の横にいるこの素晴らしいキャラクター(エイドリアン)に畏敬の念を抱きつつも、子供たちの権威でもあるような顔を保つということだったと思うわ。つまり、彼女をキャラクターとして作り上げることがとても興味深かったのはそのためよ。その道にとても多くの人が関わっていたのよ。

M:そうね。エイドリアンも、間違いなくそうだったわ。私たちがやっていた80年代の淑女のような服装の世界に入り込むのは、とても楽しいことだった。ヘアやメイクのルックス全体がそうだったわ。衣装もとてもたくさんあったわ。それは、エイドリアンの鎧の大きな部分だった。それは確かに大きな要素だったわ。もうひとつは、事前に話し合いやリハーサルをする時間があまりなかったことね。ただ、それがうまくいったの。だから、他の俳優と一緒に撮影現場で発見するようなことが多かったわ。何が効果的で、どこで本当にうまくいき始めたかを見つけることだったのよ。

K:そうね。

――本作で一番印象に残っているシーンを教えていただけますか?

K:私にとっては、私たちが初めてエイドリアンと会うところだったわ。それはエピソード1だった。タムシンおばさんと子どもたち、そしてハンナおばさんが、エイドリアンの来訪に備えて子どもたちの準備をしているところよ。このシーンは、私たち全員が一緒に撮影した最初のシーンのひとつなの。だから、とてもエキサイティングな感じだった。そして不気味でもあったわ(笑)でもまた、ストーリーの中の、とてもとても長く、複雑な旅の始まりでもあるの。私にとって、それはとても素晴らしかった。子供たちはとても興奮していたわ。

M:そうね、彼らは興奮していたわ。

K:彼らの撮影初日だったのよ。

M:とても素晴らしかったわ。

K :私たちはみんな、期待に胸を膨らませていたの。そしてエイドリアン役のミランダが日光に照らされた小道を通り抜けるの。そして私たちは、「ここにストーリーがある」と思ったわ。

M:(笑)

K: (声が重なる)それがストーリーなの。あれは私にとってエキサイティングだったわ。

M:私にとっては、フォロワーのグループや子どもたちの前で、とても大きな一人芝居をしなければならない日があったの。その日は、みんなの前で、エイドリアンがどんな人なのかを発見する、重要な日だったわ。そして、ステージで人々のためにパフォーマンスする彼女がどんな人なのかということを。そして、彼女が人々に与えたものが何かも発見するの。そして、グループのみんなも、エキストラのみんなも、エイドリアンにそれらのすべての資質を与えるために、あの日、とても助けてくれた。そのおかげで、このキャラクターがどのようなものなのか、私の中で明確になったのよ。

K:あれは素晴らしい日だったわね。

M:そうね。あの日はいろんなことがあった。大きな一日だったわ。

――ありがとうございました。

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Photo:『クリアリング 囚われの子供たち』©2023 Disney and its related entities. All rights reserved. ディズニープラスのスターにて独占配信中