冷戦時代のアメリカを舞台にした米FXの人気スパイ・サスペンスドラマ『ジ・アメリカンズ』。その主要キャストと製作者が再会を果たし、撮影時の裏話を披露した。米Varietyが伝えた。
マシュー・リスがしたいたずらとは?
『ジ・アメリカンズ』は2013年にスタートし、2018年まで6シーズン全75話放送された。このほど、シリーズの放送開始から10周年を記念して主演のケリー・ラッセル(エリザベス・ジェニングス役)とマシュー・リス(フィリップ・ジェニングス役)、ノア・エメリッヒ(スタン・ビーマン役)、そしてショーランナーのジョー・ワイズバーグとジョエル・フィールズがPaley Center for Media主催の同窓会で再会を果たし、懐かしい話で盛り上がった。
フィールズはパイロット版(第1話)撮影開始直前にハリケーン・サンディが発生したことで制作スケジュールがひっくり返った当時を回顧。予期せぬ事態に直面し、それに対処することでワイズバーグとの絆が深まったという。
「シーズン1は大変でしたね。ハリケーン・サンディが撮影開始予定日の前週にセットを全滅させたところから始まりました」とフィールズ。「そこからさらに厳しい状況になっていきました。深夜から早朝まで、ライターのオフィスで(ワイズバーグと)一緒に日の出を見ることも多かったです…。そうして、今日まで続く素晴らしい友情とクリエイティブなコラボレーションが生まれたのです。私たちはとても幸運で、恵まれていると感じます」
元CIA職員だったワイズバーグの経験が生かされた本作。TVのプロダクションや流通方法がいかにこの10年で変化したかを感じているそうだ。実際、『ジ・アメリカンズ』はその後配信でドラマを見ることが当たり前となるきっかけを作ったNetflixの『ハウス・オブ・カード 野望の階段』の2日前に放送が開始している。
マシューはパイロット版のあるシーンについて、「ランドリーでフィリップがケリーに(祖国を裏切って)アメリカに寝返る可能性について話すシーンです。私にとっては、このシーンで自分が誰かを知ることができ、本当に良い瞬間でした」と話し、この場面が『ジ・アメリカンズ』という作品の設定とストーリーテリングに確信を持てた瞬間だったことを明かした。
また、フィールズはマシューにまつわる裏話も披露。「ライターのオフィスにはキャラクターのインスピレーションを得るためにキャストの写真を貼っていました。ある日、私とジョーがそこにいくと、マシューとケリーの写真にイタズラ書きがされていたんです。誰かがマシューに悪魔のようなツノを、ケリーにはおかしな口ひげを描いていたのです」
フィールズがアシスタントを全員呼んで尋問したところ、マシューの仕業だったことが判明したのだという。この話を暴露されたマシューは「ランチで酔っ払っていたんです」と誤魔化して、笑いを誘ったのだった。
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Photo:『ジ・アメリカンズ』(C)2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.