40年以上にわたって『インディ・ジョーンズ』シリーズで主役を演じ続けてきたハリソン・フォード。彼が、現在企画されているドラマ版には出演しない意向を明らかにした。米Deadlineが伝えている。
ハリソンのドラマ参加が期待されていたが…
1981年の『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』を皮切りに、『インディ・ジョーンズ/魔球の伝説』(1984年)、『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989年)、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008年)、そして今年6月30日に日米同時公開となる『インディ・ジョーンズと運命のダイアル』(2023年)で考古学者にして冒険家のインディ・ジョーンズを演じてきたハリソン。御年80歳の彼にとって、『スター・ウォーズ』シリーズのハン・ソロと並んで長きにわたって演じてきたキャラクターだが、本人は映画シリーズ5作に出演したことで、やりきったと感じているようだ。
ハリソンは英国の映画雑誌「Total Film」のインタビューで、「『~運命のダイアル』が映画シリーズとしては最後の作品となり、私がこのキャラクターを演じるのもこれが最後だ」と発言。昨年11月、Disney+がこの人気シリーズのドラマ化を検討していると米Varietyが伝えたが、ハリソンは「ドラマ化が実現したとしても、関わる気はない」と述べており、これ以上インディを演じる気はないことを明らかにしている。
ハリソンは「インディが映画に出てくるのはこれが最後になると思う」とも話しており、映画で今後インディをハリソン以外の俳優が演じることもないかもしれない。
なお、ハリソンが今一度インディ・ジョーンズを演じる映画『インディ・ジョーンズと運命のダイアル』は彼以外にも豪華な顔ぶれがそろっており、フィービー・ウォーラー=ブリッジ(『Fleabag フリーバッグ』)、アントニオ・バンデラス(『ドクター・ドリトル』)、ジョン・リス=デイヴィス(『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ)、マッツ・ミケルセン(『ハンニバル』)、トビー・ジョーンズ(『キャプテン・アメリカ』シリーズ)、トーマス・クレッチマン(『戦場のピアニスト』)らが出演。監督は、過去シリーズ4作でメガホンを取ってきたスティーヴン・スピルバーグに代わって、「ジョージ・ルーカスとスティーヴン・スピルバーグの作り出した世界観を改めて描きたかった」と語るジェームズ・マンゴールド(『フォード vs フェラーリ』)が務めている。
Harrison Ford is revealing that ‘Indiana Jones and the Dial of Destiny’ will be the last time he plays the archeologist. “This is the final film in the series, and this is the last time I’ll play the character,” Ford told ‘Total Film’ magazine https://t.co/iqUMx1P4ZN
— Deadline Hollywood (@DEADLINE) April 24, 2023
『インディ・ジョーンズと運命のダイアル』は6月30日(金)より全国劇場にて公開。(海外ドラマNAVI)
参考元:米Deadline