アーサー・コナン・ドイルが創造した名探偵を現代のロンドンに蘇らせた、BBCの『SHERLOCK/シャーロック』。本作は数あるシャーロック・ホームズの映像化作品において、最も大胆かつ洗練された翻案の一つとして、いまや伝説的な地位を築いている。世界的な社会現象を巻き起こした本作だが、ファンの間で不動の最高傑作として語り継がれているエピソードとは?
-

『SHERLOCK』マーティン・フリーマンがアガサ・クリスティの世界へ!新作Netflixドラマの探偵像に「驚いた」
『SHERLOCK/シャーロック』のワトソン役で人気を博した …
現代版ホームズの最高到達点『SHERLOCK/シャーロック』
視聴者がIMDbで高得点を付けたエピソードというのは、シーズン2の第3話「ライヘンバッハ・ヒーロー」だ。原作のクライマックスである「最後の事件」をベースにしており、『Vienna Blood/ヴィエナ・ブラッド ~ウィーン世紀末事件簿~』や『プライムターゲット 狙われた数式』で知られるスティーヴン・トンプソンが脚本を執筆し、トビー・ヘインズ(『ブラック・ミラー』)がメガホンをとった。
このエピソードでアンドリュー・スコット演じる若き犯罪のコンサルタント、ジム・モリアーティが仕掛けたのは、シャーロックの肉体ではなく、彼の「名誉」を破壊するという冷酷な心理戦であった。モリアーティは、自らの犯罪をシャーロックの自作自演であるかのように世間に思い込ませ、探偵をペテン師へと陥れていく。この緻密なプロットは、現代のメディア社会という枠組みを完璧に利用しており、原作の精神を継承しつつも、全く新しい恐怖を視聴者に提示した。
IMDbで驚異の9.6を記録した圧倒的評価
世界最大級の映画・ドラマデータベースIMDbにおいて、本作への支持は圧倒的だ。「ライヘンバッハ・ヒーロー」は、4万3,000件を超えるユーザーレビューに基づき、10点満点中9.6という驚異的なスコアを叩き出している。
この高評価の背景には、ベネディクトとアンドリューによる、火花を散らすような演技合戦がある。特に、物語の終盤で繰り広げられる二人の対峙は、張り詰めた緊張感と悲劇的な美しさに満ちており、多くのファンがシリーズの絶頂期として疑わない理由となっている。
2年間の空白を生んだ、テレビ史に残るクリフハンガー
このエピソードを語る上で避けて通れないのが、テレビ史上最も有名と言っても過言ではないラストシーンだ。このあまりに衝撃的な結末は、視聴者の感情を激しく揺さぶった。その真相が明かされるシーズン3の放送まで、ファンは2年以上にわたって悶絶し、議論を交わし続けることになったのだ。
『SHERLOCK/シャーロック』はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)







![SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁 (特典付き2枚組) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/517yhQ6iyfL._SL500_.jpg)



