『ゴッサム』ベン・マッケンジー、新作メディカルドラマへの出演が決定

『GOTHAM/ゴッサム』のベン・マッケンジーが米ABCにて企画進行中の新作医療ドラマ『The Hurt Unit(原題)』で主演を務めることが明らかになったとVarietyが伝えている。

ベンが扮するのはチームリーダー

昨年12月、正式にパイロット版製作の許可が下り、企画が動き出した『The Hurt Unit(原題)』。公式あらすじによると“病院に搬送する時間を待てない患者を治療するため、現場に駆けつける熟練した外傷外科医と看護師のチームを描く最先端の医療ドラマ”とのこと。ER(救急救命室)に辿り着けない病人や負傷者にとって、この緊急対応チーム“Hurt Unit”がERの代わりとなり、命を救うドラマが描かれるようだ。

ベンが演じるのは“Hurt Unit”チームリーダーのダニー。自力で出世した実力のある外科医で、時に自らの命を危険にさらそうとも、悲惨な状況下で瞬時に判断を下すことが求められる役どころ。疑う余地のないヒーローとしての素質をもちながら、深刻な状態に直面している病的なリスクテイカーでもあるという二面性を持ち合わせているよう役のようだ。人間関係では、命を救うことへの情熱を分かち合う一流のチームメイトと深い絆を結んでいるという設定とのこと。今後明らかになるであろうチームメンバーを演じるキャストの顔触れも気になる。

レギュラー出演は約4年ぶりに

2003年から2007年にかけて放送された『The OC』や2014年から2019年にかけて放送された『GOTHAM/ゴッサム』などに出演し、海外ドラマファンにも馴染み深いベン。その他、警官ドラマ『サウスランド』でもベン・シャーマン役を演じていた。近年では、アダム・ドライヴァー主演『ザ・レポート』やアーロン・エッカート主演『ライブリポート』など映画にも積極的に出演。もし『The Hurt Unit(原題)』が正式にシリーズ化された場合、海外ドラマへのレギュラー出演はおよそ4年ぶりとなる。

『The Hurt Unit(原題)』で共同脚本と製作総指揮を務めるのは、『約束の地~葡萄と欲望~』のマット・ロペスと『SEAL Team/シール・チーム』のジョン・グレン。監督は『(500)日のサマー』や『アメイジング・スパイダーマン』のマーク・ウェブが務めるという。(海外ドラマNAVI)

Photo:ベン・マッケンジー©NYSX/FAMOUS