鉄の玉座をめぐり七王国が熾烈な戦いを繰り広げる大人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』でジェイミー・ラニスターを演じたニコライ・コスター=ワルドーが、スピンオフ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』を見るタイミングについて語っている。
既視感覚えるも、数年後には…
米Entertainment Weeklyのインタビューで、スピンオフを視聴したかどうか質問されたニコライは、「まだ見ていません」と回答。「ある日、番組が放送されていて、オープニング・クレジットを見たんです。(『ゲーム・オブ・スローンズ』と)同じ音楽で、タイトル・シークンスも似ていたので少し奇妙な感じでしたね。“(視聴するには)早すぎる”と思いましたよ」と付け加えている。
とはいえ、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』を永遠に避けるつもりではなく、「待つつもりです。2、3シーズン待てばイッキ見ができるので、それから最後まで見ます。多くの人々があの番組に夢中になっているのは知っていますし、すごく嬉しく思っています」とも語っている。本家とスピンオフはまったく異なる時代が舞台となり、新しいキャラクターの物語が描かれるが、テーマソングや世界観を踏襲しているため、まだニコライはスピンオフにドップリと浸る心の準備が整っていないのだろう。
そう感じているのはニコライだけではなく、本家シリーズでデナーリス・ターガリエンを演じたエミリア・クラークも同様の発言をしており、スピンオフを「積極的に見ないようにしています」と明かし、「すごく奇妙に感じるんです」とコメントしていた。
なお、『ゲーム・オブ・スローンズ』終了後のニコライは忙しいようだ。アカデミー賞3部門にノミネートされたドキュメンタリー・アニメーション映画『FLEE フリー』で製作総指揮を務め、実話を基にしたNetflix映画『氷がすべてを隔てても』で製作・脚本・主演を兼任。さらにはApple TV+の新作スリラードラマ『彼が残した最後の言葉』が4月14日(金)より配信スタートとなる。
『ゲーム・オブ・スローンズ』全8シーズン、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン1はU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ 第六章:冬の狂風』© 2015 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.