『エイリアス』ジェニファー・ガーナー、「父」との再会に大喜び

『エイリアス』のジェニファー・ガーナーが同作で親子役を演じて以来、父親的存在と言えるヴィクター・ガーバーとの再共演を大喜びしていると、米Entertainment Weeklyが伝えている。

再会が嬉しすぎて素に戻る

2001年から2006年にかけて米ABCにて放送されたJ・J・エイブラムス製作総指揮のアクションサスペンスドラマ『エイリアス』でシドニー、ジャックとして親子役を演じたジェニファーとヴィクター。二人は、Apple TV+の新シリーズ『彼が残した最後の言葉』で久々に共演することに。

『彼が残した最後の言葉』は、ニューヨークタイムズのベストセラーとなったローラ・デイヴの小説を元にしている。主人公は、結婚して間もないハンナ。彼女はある日、夫のオーウェンが忽然と姿を消し、FBIの捜査により彼の上司が逮捕されたことで、夫は自分が思っていたような人物でなかったと悟る。途方に暮れた彼女は、夫の正体と失踪の鍵を握ると思われる16歳の継娘ベイリーと協力して謎を解き明かそうとする…というストーリーだ。

当初ハンナを演じるはずだったジュリア・ロバーツ(『ホームカミング』)がスケジュールの都合で降板したことから、ジェニファーが起用された。ヴィクターが演じるのは、テキサス州オースティンの大学で働く数学教授。夫の過去の鍵を握る可能性があるという役どころのようだ。

「私たちはまた一緒に仕事をしたいとずっと思っていたの」と話すジェニファー。「だから、(シリーズ共同クリエイターの)ジョシュ・シンガーとローラ・デイヴがそのチャンスを私たちにくれて、かなり興奮した」「唯一問題だったのは、彼を見る度に私が笑顔になるのを抑えられなかったことね」と再共演への喜びを明かした。

「ジョシュは何度も私のところへこっそりやってきては、耳元でささやくように言うの。“君はハンナだ。彼に微笑むのをやめるんだ。ジェニファーに戻ってるぞ。ヴィクターと一緒にいる時以外、君が役を台なしにしていることなんて見たことない”って。私はただニヤニヤしてた。だって彼がその場にいて本当に幸せだったんだもの」

ちなみに、二人の共演が実現したのは偶然ではなく、ジェニファーが望んだ結果だという。「ジョシュと私はヴィクターを起用する方法を探していたの。(彼の出演は)計画的だったのよ」

「ヴィクターは今でも私にとって本当に父のような人なの。日曜日には絶対話すのよ。彼が私の本当の父親じゃないって私を説得しようとしても、絶対に無理だと思う」とヴィクターへの愛の深さを明かしたジェニファー。久しぶりに二人一緒の姿を見られることを喜んでいるファンも多いに違いない。

ジェニファーとヴィクター以外には、『ゲーム・オブ・スローンズ』のニコライ・コスター=ワルドー、『スパイダーマン』シリーズのアンガーリー・ライスなどが出演。原作者のデイヴと夫のジョシュ・シンガー(『FRINGE/フリンジ』)が脚色を担当。近年『ビッグ・リトル・ライズ』『ザ・モーニングショー』といった女性が主役のドラマを多数プロデュースしているリース・ウィザースプーンが製作総指揮を担う。

全7話から成る『彼が残した最後の言葉』は、第1話と第2話が4月14日(金)より配信。以後は毎週金曜日に一話ずつ新エピソードが解禁される。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Entertainment Weekly