『フレンズ』コートニー・コックス、ヘンリー王子回顧録で暴露された薬物について初コメント

ヘンリー王子(ハリー王子)が出版した回顧録「SPARE(原題)」。出版前から世界的に注目を集め、各方面で物議をかもしたが、その余波はハリウッドにまで及んでいる。

『フレンズ』の大ファンだったヘンリー王子

回顧録の中で『フレンズ』のファンであることを明かしたヘンリー王子。10年前、2度目のアフガニスタン訪問後にパニック発作を克服しようと励んでいた際、『フレンズ』のおかげで気持ちが安らぎ、すっかりマニアになったという。パパラッチから逃れ、家にこもる際にも『フレンズ』が果たした役割は大きかったようで、「来る日も来る日も出前をとってご飯を食べながら『24 TWENTY FOUR』を見てた。それか『フレンズ』。たぶん『フレンズ』は2013年に全話見たと思う。僕はチャンドラーだね」と述べていた。

その2年後、友人とロサンゼルスを訪れた際に『フレンズ』モニカ役のコートニー・コックスのパーティーに参加するだけでなく、本人にも初対面する機会に恵まれたというハリー王子。

「(友達)トーマスの彼女の家からコートニーの家に行った。彼女はトーマスの恋人の友達で、部屋も余っていた。それに仕事で家を空けていて、僕たちが家に泊まってもかまわなかったんだ」と書いた王子。「僕はなにも文句はなかったよ。『フレンズ』マニアとしてモニカの家に泊めてもらうなんてとても魅力的だし。楽しそう」とコートニー宅に滞在することになった経緯を明かした。

そしてそこで、幻覚作用のある薬物マジック・マッシュルームを楽しんだことを激白。コートニー宅の冷蔵庫の中に、マジック・マッシュルームが入ったチョコレートの大きな箱を見つけたという記述は大きな話題を呼んだ。

コートニー・コックスが初コメント

コートニーは回顧録出版後、米Varietyのインタビューで初めてこの件について言及。数年前にヘンリー王子がロサンゼルスにやってきた際に、自然とコートニーの自宅に滞在することになったことを認めたうえで、“絶対に”マジック・マッシュルームを配ったりしていないと発言した。

「彼はたしかに数日滞在したわ。たぶん2、3日ね。本当にいい人だった。まだ回顧録は読んでいないの。でもその話はすごく聞きたい。だって本当に気になる話だって聞いたから。でもそうね、それは私のことも聞かれるわね」と、自分も当事者になった驚きをみせている。読者にも大きな衝撃を与えたこの内容に対して「マッシュルームがあったともなかったとも言ってない! それを渡したりなんか絶対にしてないわ!」とコメント。こんな弁明をする日が来るとはコートニーも予想していなかったに違いない。(海外ドラマNAVI)