『ストレンジャー・シングス』スピンオフ、ウエストエンドで舞台化

Netflix(ネットフリックス)製作の大ヒットSFミステリーアドベンチャードラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』が、イギリスのウエストエンドで舞台化されることがわかった。米Varietyが報じている。

前日譚となるスピンオフが舞台に

Netflixは、スピンオフとなる舞台劇「Stranger Things : The First Shadow(原題)」が、今年末にフェニックス・シアターでワールドプレミアされることを発表。神話に根ざしたものになるという舞台版は、『ストレンジャー・シングス』のクリエイター、ダファー・ブラザーズ、脚本家で共同製作者のケイト・トレフリーが書いたもの。演出は、トニー賞受賞監督で『ザ・クラウン』の製作総指揮であるスティーブン・ダルドリーが担当し、ジャスティン・マーティン(『フライト』)が共同演出を務める。

「1959年、どこにでもある町、ホーキンス。若き日のジム・ホッパーの車はエンジンがかからず、ボブ・ニュービーの姉は彼のラジオ番組を真剣に聞いてくれず、ジョイス・マルドナードはただ卒業してこの町から出たいと願っている。新入生のヘンリー・クリールが町に越してくるが、彼の家族はここでの再出発がそれは容易ではないことに気づく…。過去からの影からずっと逃げられないでいるのだ」とあらすじが紹介されている。

ダファー・ブラザーズは、今回の舞台化を受け声明を発表。「「Stranger Things: The First Shadow」の製作について、この上なく興奮しています。そしてケイト・トレフリーは、驚きの連続と恐ろしいシーンもありつつ心に響く作品を書き上げました。『ストレンジャー・シングス』の未来の土台となる過去への旅で、愛すべき新キャラクターや、とても馴染みのあるキャラクターに出会うことができます。ストーリーの詳細をお伝えしたくてたまらないのですが、それはしません。ご自身で発見していただく方が楽しいですから。ロンドンで“オタク”の皆さんにお会いするのが楽しみです!」

舞台のチケットはこの春発売予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:Netflixオリジナルシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン4は独占配信中