『タイタニック』“レオ様”が最強!かっこよすぎるレオナルド・ディカプリオのおすすめ作品3作

1997年に公開された不朽のラブストーリー『タイタニック』。レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットの美しい悲恋が共感を呼び、アカデミー賞®作品賞を含む歴代最多タイとなる11部門受賞という偉業を成し遂げた本作の劇場公開25周年を記念して、2月10日(金)より『タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』が3Dの大スクリーンで全国劇場にて公開! 主演を務める名優レオナルド・ディカプリオの魅力を堪能できるおすすめ作品を3つご紹介。

『タイタニック』ストーリー


1912年、処女航海に出た豪華客船タイタニック号。新天地アメリカを目指す画家志望の青年ジャックと上流階級の娘ローズは船上で運命的な出会いを果たす。身分違いの恋を乗り越え強い絆で結ばれていく2人。しかし不沈を誇っていた豪華客船は皮肉な運命に見舞われる…。

“レオ様”の七変化が楽しめる:『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(2002)

名優トム・ハンクスとディカプリオがタッグを組んだ超豪華クライムドラマ。1968年のニューヨークを舞台にし、実在の詐欺師をモデルに、ディカプリオが様々な人物になりすまして巨額の詐欺を働く若き天才詐欺師を演じ、ハンクスがFBI捜査官として彼を追撃していく。本作の見どころはなんといってもディカプリオの七変化。医師や弁護士、パイロットなど権威ある職業に扮し、軽やかにFBIの追跡を逃れる。それぞれの華やかな衣装がダンディさや知的さ、キュートさなどディカプリオの様々な魅力を存分に引き出し、どこか孤独を抱える天才詐欺師フランクの危うさに心を揺さぶられる。ディカプリオの儚い美しさと確かな演技力が、愛を求める悲しい男のストーリーに華を添えながら、ハラハラドキドキの逃走劇に一躍買っている。

“レオ様”ワールド全開で女性を虜にした名作:『ロミオ+ジュリエット』(1996)

シェイクスピアの古典劇「ロミオとジュリエット」の舞台を現代版にアレンジした究極の愛の物語。ディカプリオ演じるロミオはマフィア組織、モンタギュー家の一人息子。彼の住む街では利権を二分するマフィア組織の抗争が絶えず、ロミオは争うことに疲れていた。そんなある日、ロミオはとあるパーティにて美しい少女ジュリエット(クレア・デインズ)と出会い、溺れるような恋に落ちていく。当時22歳のディカプリオは、天使、キャンドル、薔薇、水槽、金魚などロマンチックな世界観にも負けない甘いルックスと、瑞々しい感性で甘くて切ない恋物語を表現。さらに、マフィアの跡取り息子として育てられ、街のならず者からも尊敬を集めるようなバッドガイならではの危うい魅力と、ジュリエットを一途に想う純粋さのギャップで、世界中の女性を虜にした。そして本作でベルリン国際映画祭の銀熊賞を受賞したディカプリオは、翌年の『タイタニック』(1997)でハリウッドスターへの階段を一気に駆け上がることになる。

“レオ様”の名を不動のものにした永遠のラブストーリー:『タイタニック』(1997)

本作は1912年に実際に起きたタイタニック号沈没事故をベースにし、愛の物語を描いた感動のスペクタクル超大作。ディカプリオ演じる新天地アメリカを目指す画家志望の青年ジャックは、上流階級の美しい娘ローズ(ケイト・ウィンスレット)と、燃えるような恋に落ちる。何もかもが違う2人だったが、ジャックの「今を大切に」というセリフは、一瞬の場面も逃さず、毎日を全力で生きる彼の生き様を表し、ローズはそんな魅力に惹かれていく。ジャックはどこまでも自由で希望に満ち溢れており、貴族社会のしがらみにとらわれ、窮屈な思いをしていたローズにとって彼は、暗い世界に差し込んだ一筋の光のようだった。ディカプリオが持つ端正なルックスと純粋で誠実なオーラは、ローズとの悲恋において最大限に魅力を発揮し、世界中で“レオ様”ブームを巻き起こすこととなった。公開当時、全世界歴代興行収入1位に輝いた本作は、日本でも1997年12月20日の公開から翌1998年11月までの約1年間の超ロングラン上映という大記録を達成し、約25年が経った現在でも、日本の洋画歴代興行収入1位(262億円)(※興行通信社より)を守り続けている。

2015年の『レヴェナント:蘇えりし者』で悲願のアカデミー賞主演男優賞を受賞したディカプリオは、現在でもハリウッドで目覚ましい活躍を続けている。すっかり大人でダンディな色気を醸し出しているディカプリオだが、2023年のバレンタインは伝説の“レオ様”を3Dの大スクリーンで堪能するべく、是非劇場に足を運んでみては?(海外ドラマNAVI)

Photo:『タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』2月10日(金)公開© 2023 20th Century Studios.