『ワンダーウーマン』ドラマ版はまるで『ゲーム・オブ・スローンズ』!?

DCスタジオの代表に就いたジェームズ・ガンが、DCユニバース(DCU)の幕開けを宣言。「Gods and Monsters(神々と怪物たち)」と名付けた第一章のラインナップを発表した。米Entertainment Weeklyが伝えた。

世界観をガン本人が説明

今回の発表では、DCUとして今後数年間でスーパーマンやバットマン、グリーン・ランタン、スーパーガール、スワンプシング、アマンダ・ウォラー、ブースター・ゴールドらを主人公にした映画とドラマシリーズ(米HBO Maxにて配信)の製作が伝えられた。

そして、ワンダーウーマンことダイアナ・プリンスの生まれ故郷であるセミッシラ島(パラダイス島)を舞台にしたドラマシリーズ『Paradise Lost(原題)』の製作も発表された。プレスリリースによれば、「女性だけの島の起源と政治的陰謀」に焦点を当てるとのこと。このシリーズについて、ガンは大ヒットシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』のような世界観になると説明している。

これまでワンダーウーマンを主人公にした実写作品はいくつか製作されているが、最近ではDCエクステンデッド・ユニバースの1作として、ガル・ガドット主演の映画『ワンダーウーマン』(2017年)と『ワンダーウーマン 1984』(2020年)が話題を呼んだ。ガル主演の『ワンダーウーマン』シリーズは映画第3弾も企画されていたが、現時点では進展はない模様。過去2作で監督を務めたパティ・ジェンキンスは、「(『ワンダーウーマン』の映画から)離れていません」としたものの、「現時点で私にできることはありません」と考えていることを認めている。

『Paradise Lost』を『ゲーム・オブ・スローンズ』になぞらえたガンは、グリーン・ランタンを主人公にした『Lanterns(原題)』については、サスペンス刑事ドラマ『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ』のような作品になると例えている。

DCUの第一章として、現在10作品の製作が発表されているが、ガンはさらに作品が追加されることを明言している。(海外ドラマNAVI)

Photo:ガル・ガドット©FAM012/FAMOUS