シャーロック死亡後の世界が舞台!ワトソンが主人公のドラマシリーズが製作開始

米CBSがシャーロック・ホームズの死んだ後の世界を舞台にワトソンが主人公のドラマシリーズの製作を開始したと米TV Lineが伝えている。

手掛けるのは『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』のスタッフ

CBSは現地時間1月31日(火)に新たなシリーズ2本の製作をスタートしたことを発表。その一つは「シャーロック・ホームズ」シリーズのワトソンを主人公にした『Watson(原題)』で、モリアーティの手にかかってシャーロック・ホームズが命を落とした直後の世界を舞台にしているという。公式あらすじによるとワトソンは珍しい遺伝性疾患の治療に専念するクリニックの責任者として医師のキャリアを再開するが、驚くべき秘密を明らかにしたことで再びモリアーティに近づくことになる…という内容のようだ。『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』で製作総指揮を務めたクレイグ・スウィーニーが企画に参加するが作品同士の繋がりはないという。現時点でキャストなどは発表されておらず。

これまで『エレメンタリー』ではジョニー・リー・ミラー版シャーロックと共にルーシー・リューが、『SHERLOCK/シャーロック』ではベネディクト・カンバーバッチ版シャーロックではマーティン・フリーマンが演じてきたワトソン。時代を超えて愛され続ける傑作探偵小説の人気キャラクターを次は誰が演じるのか、期待が高まる。続報が入り次第お届けしていきたい。

続々と新シリーズが発表

CBSは『Watson(原題)』とあわせて『The Pact(原題)』の制作も発表。ベストセラーのノンフィクション自伝を基にした本作は、ニュージャージー州ニューアークで将来医者になろうと協定を結んだ三人の少年を主人公にしたドラマ。後に、故郷に戻り、コミュニティに貢献するため医療センターを立ち上げた実話に基づくシリーズだ。脚本と製作総指揮は『グッド・ファイト』のマーカス・ダルジンが担当。

『Watson(原題)』と『The Pact(原題)』共に、2024年から2025年放送にむけて製作が進められるという。その他にも『グッド・ワイフ』2本目のスピンオフでキャリー・プレストン演じるエルズベス・タシオニを主人公にしたシリーズ『Elsbeth(原題)』や、1980年代に人気を博した弁護士ドラマ『マトロック』を男女逆転でリブートする『Matlock(原題)』も準備中。『Matlock(原題)』ではアンディ・グリフィスに代わり、オスカー女優キャシー・ベイツ(『ミザリー』)が主演を務める。これらの作品は2023年から2024年にかけて放送予定。(海外ドラマNAVI)

『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』シーズン7はHuluにて配信中。

『SHERLOCK/シャーロック』はAmazon Prime VideoHuluなどで配信中。