『NCIS』ポーリー・ペレットの代役は「大変だった」と後任キャストが告白

ロングラン犯罪捜査ドラマ『NCIS　～ネイビー犯罪捜査班』で15シーズンにわたり、科学分析官のアビー・シュート役を演じたポーリー・ペレット。ファンから絶大な人気を誇っていたポーリーの降板後、その代役を務めることになったキャストが「大変だった」と告白している。

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「信じるしかなかった」

ポーリー演じるアビーの退場後、シーズン16よりレギュラーとして後任を務めることになったのは、ケイシー・ハイズン役のディオナ・リーズンオーヴァー。米Looperのインタビューで、人気キャラクターの穴を埋める責任が重くのしかかっていたと、ディオナが語っている。「かなり大変な仕事だった。私はベストを尽くしたし、彼女が遺したレガシーと、多くの人々が築いたレガシーが守られることを信じるしかなかったの。そして、そうなったし、私は本当にラッキーだったわ。私が参加してファンも応援してくれたし、スタッフもキャストも支えてくれた」

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協力的な環境

そのプレッシャーは相当なものだったようだが、キャストとスタッフ、ファンに支えられて乗り越えられたというディオナは、シリーズに参加した時に膝の手術を受けたばかりで、さらに大変だったと振り返っている。

「膝の手術を受けたばかりで、ようやく撮影セットに辿り着いた時には脚の調子は最悪だったの。どんな脚本なのかも全く分からなかったし、車を飛び越えてほしいとか要求されるかも分からなくて。その代わりにポーリーやマーク（・ハーモン）、スタッフも局の幹部も皆が凄く親切で優しくて、いつもアイスパックを持ってきてくれたの。最高に素晴らしく協力的な環境で、“ここが私の居場所なんだ”と、すぐに分かったわ」

またディオナは、5年以上前に撮影セットで初めて会ったポーリーとは今も友達だと明かし、「これからの5年間に向けて何かアドバイスがあるかどうか、ポーリーに訊いてみなくちゃ」とも語っていた。

『NCIS　～ネイビー犯罪捜査班』シーズン20は、2023年1月9日（月）に大型クロスオーバーエピソードにてキックオフする。シーズン1～19はHuluにて配信中。（海外ドラマNAVI）