ザッカリー・リーヴァイ、『シャザム!』リキャストの噂に怒るファンをなだめる

キャストを一新して再度映画化する噂が出ているDC映画『シャザム!』。本シリーズで主演を務めたザッカリー・リーヴァイが、この噂に怒るファンをなだめていると米Deadlineが伝えている。

今後どうなる?DCの映画シリーズ

ピーター・サフランとジェームズ・ガンがDCスタジオの共同代表に就任して以来、大規模な変革がなされ、大きく揺れ動いているDC映画。スーパーマンを演じてきたヘンリー・カヴィルの再起用からの降板決定や、『ワンダーウーマン3』の製作中止の決定に続き、2019年に公開された『シャザム!』で主演を務めたザッカリーの降板が噂されている。

「彼こそ完璧なキャスティング」と信じるファンたちはSNSで激怒していることを主張。熱狂的なファンたちの中にはガンとザッカリーが“親しい仲”であることに言及し、なぜこんなことができるのかと怒る者も。こうした流れを見たザッカリーは自身のTwitterを更新。すべてが順調にいっていることを意味するスラング「Gucci/グッチ」という言葉を使って「おっとっと、インターネットで見たすべてをそのまま本当に信じることはしないよ。僕はグッチだ。みんなグッチだよ」とファンをなだめた。

将来的な具体的な計画はなにもわからないが、ザッカリーがシャザム役を続投したシリーズ第2作『シャザム!~神々の怒り~』が今年3月に公開予定だ。

しかしサフランとガンによるDCユニバースの新時代を心配するファンは尽きない。12月に公開されたドウェイン・ジョンソン主演作『ブラックアダム』でサプライズのカメオ出演を果たしたスーパーマン役のヘンリーは、これに続いて再びDC映画に同役で戻ってくることをSNSで報告。しかし直後に、正式に降板することが決まったと発表され、ファンは落胆した。

ガンは新たなスーパーマン映画に向けて脚本を執筆しているが、主演にはより若い俳優が起用される予定なのだという。

『ワンダーウーマン』2作の監督を担当したパティ・ジェンキンスがDCユニバースを離れたことに伴い、第3作目もボツになったほか、『ブラックアダム』のドウェインも続編で続投しないことが発表され、ファンに衝撃を与えた。続々と予想外の決断を下し、ファンにとってはなかなか理解が追い付かないDC映画。新たな代表たちが思い描いているのはどのような未来なのか、それまでファンは待ち続けることはできるのか… 

(海外ドラマNAVI)

Photo:『シャザム! 』© 2019 Warner Bros. Entertainment Inc. SHAZAM! and all related characters and elements are trademarks of and © DC Comics.