米FOXで2009年より、6シーズンにわたって放送された大人気青春ミュージカルドラマ『Glee/グリー』。今月上旬、クリエイターのライアン・マーフィーが本シリーズのリブートをほのめかしていたが、オリジナルキャストのなかには、番組が復活してもカムバックを考えていないメンバーもいるようだ。 2009年より6シーズンにわたって放送された大ヒット青春ミュ …
『Glee』ライアン・マーフィー、番組はあの時終わらせておくべきだった
車椅子のキャラクターを演じるべきではない
今月上旬、『Glee』でアーティ役を演じたケヴィン・マクヘイルとティナ役のジェナ・アシュコウィッツがホストを務める米ポッドキャスト番組『And That’s What You REALLY Missed』にマーフィーが出演し、番組をリブートさせるアイデアを示唆。「(『Glee』を)ブランドとして再検討する必要があるかもしれない。ある意味、リブートしたほうがいいのかな? ブロードウェイ・ミュージカルを作るべき?」と発言していた。
しかし、米Insiderのインタビューに応じたケヴィンは、『Glee』がリブートされても復帰に前向きではない様子。「アーティがリブートに参加できるのかわからない。わかっているのは、僕は車椅子に乗っているキャラクターを演じるべきではないということなんだ。もし製作チームが、僕にヒゲを伸ばした別のキャラクターを演じさせてくれるなら出演するけどね」と回答。ケヴィンは、実生活で車椅子を必要としない自分ではなく、実際に車椅子で生活している俳優にチャンスをあげたいと思っているようだ。
正しい方法で出来れば…
対するジェナは、こうリブートのアイデアに反応している。「正しい方法で出来るのであれば、彼(マーフィー)はやるんじゃないかな。そのためにはタイミングが合わなければならないし、そうでなければ彼はやらないと思う。潔さが必要でしょうね。ライアンが関わるなら考えるわ。その時こそ、実際にリブートをやる可能性を話す時でしょうね。そうでなければ私は外してもらう」
果たして、『Glee』がリブートに向けて動き出す可能性はあるのだろうか。その進退状況に注目しておきたい。『Glee/グリー』シーズン1~6はDisney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)