『ジェシカおばさんの事件簿』のメッツガー保安官役で知られるロン・メイサックが亡くなったとTV Lineが伝えている。
メッツガー保安官役のロン・メイサック
1984年から1996年にかけて放送された米CBSのロングランドラマ『ジェシカおばさんの事件簿』のメッツガー保安官役で最も知られるロン・メイサックが10月20日(木)にこの世を去った。86歳だった。孫がThe Hollywood Reporterに話したところによると、ロンはロサンゼルス近郊にある病院で安らかに息を引き取ったという。
Ron Masak dead: Character actor and 'Murder, She Wrote' star was 86 https://t.co/pjvro5KhTs pic.twitter.com/bO2NEFZVz1
— New York Post (@nypost) October 21, 2022
So sorry to learn that Ron Masak the wonderful actor who played Sheriff Mort Metzger on Murder, She Wrote has passed. My favourite MSW sheriff, he was smart, dedicated & loved “Mrs. F”. #solvealonga #solvealongamurdershewrote #murdershewrote #jessicafletcher #jbfletcher #fangelas pic.twitter.com/5DQ3cOrLcw
— solvealongamurdershewrote (@solvealonga) October 21, 2022
60年代にキャリアをスタートさせ、俳優として参加した作品数は120作以上に及ぶロン。『ミステリー・ゾーン』や『ザ・モンキーズ』、『いたずら天使』や『それ行けスマート』などに出演し経験を積むと、70年代には『奥様は魔女』『鬼警部アイアンサイド』『スパイ大作戦』などに出演。演技力に磨きをかけ、1973年のシットコム『Love Thy Neighbour(原題)』では初めての主演を務めた。
『私立探偵マグナム』などでゲスト出演を繰り返した後、1985年に自身の代表作となる『ジェシカおばさんの事件簿』に出会う。保安官エイモス役を演じていたトム・ボスレーを引き継ぐ形でシーズン5から参加することになったロンは、世界観に瞬時に馴染みつつも存在感を発揮し、作品に新たな魅力を吹き込んだ。12年間続いた人気シリーズのファイナルシーズンでは、実の娘キャサリンがゲスト出演。父娘共演が実現したことで、ロンの人生においてより一層かけがえのない作品になったに違いない。
アンジェラ・ランズベリーの訃報があったばかり…
ロンが亡くなる2週間ほど前には、同作の主人公ジェシカ・フレッチャー役のアンジェラ・ランズベリーの訃報が報じられたばかり。ゴールデングローブ賞4冠に輝いた名女優は、97歳の誕生日を5日後に控える中、この世を去った。お茶の間で人気を博した名作シリーズ『ジェシカおばさんの事件簿』で活躍した名優たちの立て続けの訃報には動揺を隠せない。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。(海外ドラマNAVI)