【ネタバレ】『シカゴ・ファイア』シーズン11に期待する5つのこと

米NBCの大ヒット救命ドラマ『シカゴ・ファイア』でヴァイオレット・ミカミを演じるハナコ・グリーンスミスが、放送開始されたばかりのシーズン11に期待することを米TV Insiderに明かしている。(※本記事は、シーズン11第1話の展開に関する情報が含まれます)

三角関係の変化

シーズン11第1話では、ヴァイオレットの元恋人ギャロ(アルベルト・ロセンデ)が、ホーキンス(ジミー・ニコラス)がヴァイオレットの救急第61小隊におけるポジションを確保するためにしたことを彼女に話し、二人は和解する。明らかにギャロはヴァイオレットのことを想っているが、彼らの関係についてハナコは、「彼はヴァイオレットだけを見ている訳ではないから、その部分に関しては彼の新しい物語を見ることができるわ」とコメント。ギャロに新しい相手が登場する可能性をほのめかしている。

仕事の現実

以前に製作総指揮を務めるデレク・ハースがTV Insiderに語ったように、シーズン11では消防士や救急隊員が「全員の命は救えない」という厳しい現実に直面することになる。その点についてハナコは、「この問題は救急隊員、もしくは医療分野で働く人たちに伴う大きな重みなの。『シカゴ・ファイア』は温かく素晴らしい家族ベースのテレビ番組だけど、現実では、救おうとしている人たち全員を救えないことを受け入れなければならないの。そして、ヴァイオレットがその現実と折り合いをつけなければならないことが、とても壮大に描かれるわ。最初の数エピソードで、これまでに彼女が直面したことのないような課題に対処しなければならない様子を目にするはず」と予告している。

ヴァイオレットとブレットの友情

シーズン11は、ホーキンスと幸せな生活を送っているヴァイオレットに対し、ブレットはケイシーとの関係に終止符を打ち、異なる恋愛環境にいるヴァイオレットとブレットの友情が不安定な状態で始まる。そして、これからブレットは自分のキャリアと消防局51分署のメンバーとの関係にフォーカスすることになる。ブレットについてハナコは、「これまでにブレットは男性との交際が多かった分、本当に美しい形で本領を発揮する姿が見られると思うわ。この番組で、仕事への情熱はブレットのアイデンティティの大きな部分を占めていたと思うし、それがヴァイオレットを奮い立たせて二人の距離を縮め、新たな力強い一面になるの」とコメントした。

若手トリオのさらなる活躍に期待

ヴァイオレットとギャロ、リッター(ダニエル・キリ)は、視聴者にとってお気に入りの消防局51分署の楽しいトリオとして、さらなる活躍が期待されている。ハナコは、「間違いなく彼らが一緒に戻って来るのを目に出来るはずよ。というのも、あまりに多くのドラマ的な出来事が邪魔をして、トリオを描く機会が少なかったからね。つまるところ、彼らはとても絆が強い友人同士なの」と分析している。

新しい消防士の謎

シーズン11第1話でカーヴァー(ジェイク・ロケット)が第81小隊に加わるが、彼は少しミステリアスな存在になるようだ。カーヴァーについてハナコが、「この番組では、比較的早いうちにキャラクターがどんな人物であるかが描かれるけど、彼の場合は違うの。彼が何者で、どんな意図を持っているのかを探る長期戦になるかもね」と述べている。

『シカゴ・ファイア』シーズン11は、NBCにて毎週水曜に放送中。日本では、シーズン1~8がHulu、U-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:One Chicago公式Twitterアカウント(@NBCOneChicago)より