『ザ・クラウン』シーズン6でウィリアム王子&キャサリン妃を演じる俳優が決定

英国王室を舞台にしたNetflixオリジナルシリーズ『ザ・クラウン』シーズン6でウィリアム王子とキャサリン妃を演じる俳優が決定したと英BBCが伝えている。

エリザベス女王即位から70年の歴史を英国王室内のドラマと共に描き出すドラマシリーズ『ザ・クラウン』。いまもなお実存しているロイヤルファミリーを演じるキャストは、毎回実物そっくりと話題で、シーズンごとに注目を集めている。

『ザ・クラウン』シーズン6に大抜擢された3名

ファイナルシーズンになると言われているシーズン6にはウィリアム王子とキャサリン妃が登場する予定だが、この度キャストが決定。キャサリン妃役を演じる栄誉を授かったのは、19歳のメグ・ベラミー。実は彼女、本作がデビュー作という無名の新人俳優で、SNSで募集されたオーディションに自分で撮った動画を送り、役を獲得した。

さらにウィリアム王子役を演じる俳優もプロスクリーンデビュー。21歳のエド・マクヴィーと、16歳のルーファス・カンパといった二名が起用されており、ウィリアム王子の成長を二人で演じ分ける。

3人が参加するシーズン6の撮影はこの秋開始予定とのこと。2000年代を迎えたエリザベス2世を中心に、ダイアナ元妃の悲劇の余波が残る王室内を描くという。メグが演じるのはスコットランドのセント・アンドルーズ大学に通っていた学生時代のケイト・ミドルストン。2001年、後に夫婦として結ばれることになるウィリアム王子と出会う前のケイトにフォーカスするようだ。

ファイナルに繋がるシーズン5は、今年11月に配信開始予定。これまでクレア・フォイ(『ウルフ・ホール』)、オリヴィア・コールマン(『女王陛下のお気に入り』)が演じてきたエリザベス女王を新たに引き継ぐのは『ハリー・ポッター』シリーズや『ダウントン・アビー』のイメルダ・スタウントン。シーズン5とシーズン6に渡って同役を演じることが決定している。さらに夫フィリップ殿下役はマット・スミス(『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』)、トビアス・メンジーズ(『アウトランダー』)から引き継ぎ、ジョナサン・プライス(『ゲーム・オブ・スローンズ』)が演じるほか、ダイアナ妃役をエリザベス・デビッキ(『TENET テネット』)が演じることが決定しており、話題を呼んでいる。

Netflixオリジナルシリーズ『ザ・クラウン』シーズン1~4は独占配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:ウィリアム王子&キャサリン妃©babiradpicture - abp