英国女王エリザベス2世の治世を描くNetflixの人気ドラマ『ザ・クラウン』がシーズン5で終了し、新エリザベス2世は以前に噂として報じられた通り、映画『ハリー・ポッター』シリーズで知られるイメルダ・スタウントンに決定したことが明らかとなった。米TV Lineが報じている。
1月31日(金)にNetflixがシーズン5でシリーズの終了と、そのファイナルシーズンでは、クレア・フォイ、オリヴィア・コールマンに続くエリザベス女王役に『ハリー・ポッター』シリーズのドローレス・アンブリッジ役で知られるイメルダ・スタウントンがキャスティングしたと発表。
Imelda Staunton will play Queen Elizabeth II in the fifth and final season of The Crown. pic.twitter.com/hUOob58A9p
— The Crown (@TheCrownNetflix) January 31, 2020
エリザベス女王の人生を時代を追って描く本シリーズでは、2シーズンごとに異なるキャストがキャスティングされている。1952年以降を描くシーズン1&2では、『蜘蛛の巣を払う女』や『ファースト・マン』などに出演しているクレア・フォイ、1970年代のシーズン3&4では映画『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞主演女優賞を獲得したオリヴィア・コールマンがエリザベス女王に扮している。
今回決まったイメルダは、「クレア・フォイとオリビア・コールマンが、いかにピーター・モーガンの脚本に特別でユニークな何かをもたらしたのかを目にできたことは、俳優として嬉しく思いました。私は、そんな抜きん出たクリエイティブ・チームに参加し、『ザ・クラウン』を終幕に導けることを心から光栄に感じています」と、ファイナルへの意気込みを語った。
クリエイターでもあるピーター・モーガンは、以前に『ザ・クラウン』を6シーズンにわたり製作するつもりだと述べていたが、「シーズン5に向けてストーリーに取り組み始めたのですが、シーズン5が物語を終わらせる完璧な時と場所であることが明確になりました」と、最近になって考えを改めたとコメントしている。
イメルダは『ハリー・ポッター』シリーズの他に、映画『マレフィセント』シリーズでオーロラを育てる妖精の一人ノットグラスを演じ、『パディントン』のルーシーおばさんの声でも知られ、英国ドラマ『クランフォード』や映画版『ダウントン・アビー』などにも出演。2004年に公開された『ヴェラ・ドレイク』では、アカデミー賞主演女優にノミネートされた。
現時点では、『ザ・クラウン』シーズン5の配信開始日は未定。シーズン1から3がNetflixでストリーミング中。(海外ドラマNAVI)
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Netflixオリジナルドラマ『ザ・クラウン』