米Hulu製作の新シリーズ『Devil in the White City(原題)』への出演が噂されていたキアヌ・リーヴスが契約を結び、正式に出演が決定したと米TV Insiderなどが伝えている。
エリック・ラーソンによるベストセラー「悪魔と博覧会」に基づくシリーズ
Huluは8月4日(木)、アメリカ出身のジャーナリストであるエリック・ラーソンが2003年に発表したベストセラー「悪魔と博覧会」に基づくリミテッドシリーズ『Devil in the White City』にキアヌが出演することが正式に決定したと発表した。
原作の「悪魔と博覧会」は、1893年に開催されたシカゴ万国博覧会を舞台とした実話に基づくスリラー小説。万博総指揮を務めた著名な建築家ダニエル・H・バーナムと、会場近くでワールズ・フェア・ホテル、通称"殺人城"を開業したハンサムな医師だが、その本当の姿は20世紀最悪とも言われる連続殺人魔H・H・ホームズ。万博を通じて、この二人の男の運命が交錯していく様が描かれている。ドラマ版でキアヌは、建築家ダニエル・H・バーナムを演じるようだ。
豪華なスタッフ陣
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『ギャング・オブ・ニューヨーク』『地球が壊れる前に』などで共に仕事をしてきたハリウッドを代表する俳優レオナルド・ディカプリオと巨匠マーティン・スコセッシというビッグコンビが製作総指揮を務める本作。当初は映画化が予定されており、トム・クルーズ主演&製作総指揮での企画もあがっていたが、紆余曲折を経てシリーズ化される運びに。
レオナルドとスコセッシに加えてリック・ヨーン(『アイリッシュマン』)やジェニファー・デイヴィソン(『レヴェナント:蘇えりし者』)、ステイシー・シェア(『ミセス・アメリカ ~時代に挑んだ女たち~』)なども製作総指揮に名を連ねている。加えて『キャッスルロック』のサム・ショウが脚本と製作総指揮を務め、キアヌも出演のみならず共同製作総指揮を兼任するという。
キアヌの演技に期待!
『マトリックス』や『ジョン・ウィック』シリーズなど、主に映画で活躍しているキアヌだが、実はドラマシリーズへの出演は少ない。スウェーデンのコメディシリーズ『スウィディッシュ・ディックス』以来、本作が初の本格TVシリーズレギュラー出演ともいえる。
一流のキャスト・スタッフが集い、すでに高い注目度を誇る本作。共演者や具体的な解禁日など続報が入り次第お伝えしていく。(海外ドラマNAVI)
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Photo:キアヌ・リーヴス©NYKC