『フルハウス』ロリ・ロックリン、逮捕後初のレッドカーペットに登場

『フルハウス』のベッキー役で知られるロリ・ロックリンが、大学の裏口入学をめぐるスキャンダル以降はじめてレッドカーペットに登場したと米Peopleが伝えている。

逮捕後初のレッドカーペット

カリフォルニア州ロサンゼルスで行われたDesign Care 2022 GALAに出席し、レッドカーペットに現れたロリ。このガラは『シカゴ・ファイア』のタマラ役などで知られる女優のホリー・ロビンソン・ピートが元NFLプレーヤーの夫ロドニー・ピートと共に設立した、ホリーロッド財団によって主催され、自閉症やパーキンソン病の診断を受けた家族を支える資金集めを目的としたチャリティ・ガラ。ロリは鮮やかな青の長袖のドレスにシルバーのクラッチバッグとヒールをあわせて、報道陣に笑顔をみせた。

これはロリにとって大学裏口入学騒動後、初のレッドカーペット。年子の娘二人イザベラとオリビアを南カリフォルニア大学に入学させるため、合計50万ドルを支払い、ボート部での推薦入学という名目で不正入学を手配。経営者リック・シンガーによって計画された大学の不正入学に関わったとして、2019年3月に夫モッシモ・ジャヌリと共に逮捕された。

『デスパレートな妻たち』のフェリシティ・ハフマンと『シェイムレス 俺たちに恥はない』のウィリアム・H・メイシー夫婦も同じ不正問題で逮捕され、当時ハリウッドを巻き込む騒動へと発展した。

ロリは2カ月の禁固刑と15万ドルの罰金、および100時間の社会奉仕活動、モッシモは5カ月の禁固刑と25万ドルの罰金、250時間の社会奉仕活動を言い渡された。2020年10月から刑務所での刑期にはいったロリは、12月に出所。その後、社会奉仕活動に励む様子が目撃されることはあったが、こうしてドレスアップしてカメラの前に立つのは久しぶりのことだ。

一度犯した罪を償い、戻ってきたロリ。現時点で次回作の情報などはないが、ハリウッドで再び活躍してくれることを期待しつつ見守りたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:ロリ・ロックリン ©Famous