『君の名前で僕を呼んで』の繊細な演技でアカデミー賞主演男優賞候補になったティモシー・シャラメ主演映画『ビューティフル・ボーイ』がいよいよ4月12日(金)より公開となる。そんな彼の少年時代を演じたジャック・ディラン・グレイザーについてご紹介しよう。
15歳のジャックは、アメリカ・カリフォルニア州生まれの15歳。父ギャヴィンも俳優で、『アメリカン・ギャングスター』や『シンデレラマン』といった大作映画に出演している。そして伯父は、『ビューティフル・マインド』でアカデミー賞を受賞し、『24 -TWENTY FOUR-』『ダ・ヴィンチ・コード』『8 Mile』など映画やドラマで数々のヒット作を生み出してきた大物プロデューサーのブライアン・グレイザーだ。
芸能一家に生まれたジャックは10歳の頃からいくつものドラマに出演し、2017年にはコメディドラマ『Me, Myself and I(原題)』でレギュラーに起用された。同年『IT/イット "それ"が見えたら、終わり。』ではエディを演じ、今年の秋に全米公開予定の2作目にも続投することが決まっている。また、4月19日公開の『シャザム!』では主人公ビリーの相棒フレディをコミカルに演じた。さらに演じるだけでなく、友人と一緒に自主作品を作ったり、脚本を書いたりと多彩な面を持つ。
本作で彼が演じるのは、主人公のニックがまだドラッグに堕ちる前。父親デヴィッドと親友のように仲が良く、ニルヴァーナを車の中で一緒に聴いてヘッドバンキングしたり、生まれたばかりの弟を胸に抱いたりと、幸福を象徴するシーンに登場している。『君の名前で僕を呼んで』でその美貌を絶賛されたティモシーの子ども時代を演じられる愛らしい外見に加えて、『シャザム!』とは全く異なるキャラクターを演じられる演技力も兼ね備えた、今後が楽しみな逸材だ。
ティモシーだけでなくジャックの存在も見逃せない『ビューティフル・ボーイ』は、4月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
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『ビューティフル・ボーイ』
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