【独占】MCUには欠かせない存在のサミュエル・L・ジャクソン、出演を決めた当時の心境を明かす

マーベル初の女性ヒーロー単独主役『キャプテン・マーベル』。世界中で驚異の盛り上がりを見せる本作だが、2008年のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)1作目『アイアンマン』から10年以上にわたり登場し続けている国際平和維持組織、S.H.I.E.L.D.のエージェントであるニック・フューリーを演じるサミュエル・L・ジャクソンがMCUへの出演を決めた当時について語った。

(本記事は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の重要なネタばれを含みますので、ご注意ください)

本作のキャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)は、瀕死の重傷を負ったことで記憶を失くしてしまうが、その代償に"規格外の力"を得たヒーロー。彼女は自らの記憶に潜む秘密を狙う正体不明の敵スクラル人と戦うことになるのだが、ある日スクラル人との戦いの途中、ロサンゼルスのビデオショップに墜落してしまう。そこで出会ったのがMCUではお馴染みのニック・フューリーだ。彼はシールドの組織と対立する危険を冒しながらも、過去の謎を追うキャプテン・マーベルと行動を共にすることになる――。

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そんなMCUには欠かせない存在であるサミュエルは「僕がマーベルへの出演を決めた時、9本の作品と契約した。何かが起きると思ったけど、こんなに早くマーベルが大きくなるとは思っていなかったよ」と一度に9本もの作品に契約をしていたことを明かした。続けて、「映画は大きなもので、製作するのに時間がかかるんだけど、マーベルは一年に3、4本を作る方法を見つけた。そしてそれは楽しくて、エキサイティングで、人間味溢れたストーリーの面白さもある。観客が感情移入できる要素を入れているんだ。彼らにしかできないやり方で、それぞれの作品に観客を連れてくるやり方を見つけたんだ」と語った。

彼が出演を決めた当時の予想通り、今や世界的人気を誇ることとなったマーベル。MCU作品数は来たる最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』を含め22作品にわたる。ただ"戦い"を描くのではなく、ヒーローとして戦うことへの葛藤や、考え方の違いから勃発した仲間同士の衝突、愛する人との関係など、ヒーローという遠い存在を主役にしていながらも、私たちの共感を得ることができるような、近い存在としてのヒーローを描いてきた。だからこそ、現在のような世界的大ヒットシリーズとなったのだ。

今月25日(木)で上映が終了する『キャプテン・マーベル』。そしてそれに続く最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』が4月26日(金)にいよいよ公開。アベンジャ―ズの仲間を含む全人類の半分が塵と化して消えてしまうという絶望の窮地に立たされたアベンジャーズ。消えた仲間を救うべく、再び立ち上がろうとしている彼らは、今回史上最大の戦いに挑むこととなる。

そして、フューリーもまた塵と化して消えてしまったうちの一人。目の前で次々と人が消え、自身の身の危険も示唆したフューリーはすかさずポケベルで誰かにメッセージを送ったのだった――。その送信相手がまさにキャプテン・マーベル。マーベルで一番強いとも言われている彼女の『エンドゲーム』への参戦が決定した今、さらなる戦いへ挑むアベンジャーズ、そして公開終了に迫った『キャプテン・マーベル』を目撃するため、劇場に駆けつけて欲しい!

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『アベンジャーズ』
MovieNEX発売中/デジタル配信中
発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2017 MARVEL

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『キャプテン・マーベル』は大ヒット公開中(4月25日で上映終了)&『アベンジャーズ/エンドゲーム』は4月26日(金)より日米同時公開。(海外ドラマNAVI)

Photo:

『アベンジャーズ』
(C)2017 MARVEL
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
(C)Marvel Studios 2019