
日々いくつものコンテンツを生み出し、ヒット作も多いNetflixのオリジナルシリーズ。そんな同社で特に見られているドラマは何なのかを示す歴代ランキングのトップ10が、久々に更新された。
『ストレンジャー・シングス』も追い抜いた社会派ドラマ
このランキングで対象となるのは英語のシリーズ。それぞれの作品の数字は、該当のシリーズが配信されてからの最初の91日間の数字をベースとしており、作品によって話数が異なるため、視聴時間よりもビュー数(「HOURS VIEWED(=累計視聴時間)」を「TOTAL RUNTIME(=1シーズンのうちの第1話~最終話までの合計時間)」で割ったもの)が優先される。
そんなランキングの上位に新たに入ったのは、3月13日より配信開始となったイギリス発のサスペンスドラマ『アドレセンス』。13歳の少年が同じ学校に通う少女の殺害容疑で逮捕されたことで、家族が崩壊していく様を描くリミテッドシリーズだ。ワンカット撮影も話題となった全4話の同作は、現代社会に生きる子どもたちが置かれた状況を映し出していると言われる。
同じくワンカット撮影で話題となった映画『ボイリング・ポイント/沸騰』の主演スティーヴン・グレアムがクリエイター・製作・脚本・出演を兼任する『アドレセンス』は、イギリスではストリーミング作品として初めて週間の視聴率ランキングで1位の座を獲得。その勢いは同国内にとどまらず、Netflixによると90ヵ国以上で週間ランキングのトップ10入りを果たしたとのこと。その後、イーロン・マスクが同作に反応したことが取り上げられたり、キア・スターマー首相の後押しを受けてイギリス全土の中学校で視聴することが可能になったりと、大きな反響を呼んでいる。
そんな『アドレセンス』が、配信開始後17日間で9670万ビューを記録。Netflix史上最も見られた海外ドラマのトップ10で、これまで10位だった『ブリジャートン家』シーズン2(ビュー数:9380万人)、9位だった『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン3(同9480万人)を抜いて歴代9位につけた。
この歴代ランキングのトップ10に変動が起きるのは、2024年8月以来。その際は、5月16日リリースの『ブリジャートン家』シーズン3が6位に入った。このランキングは配信開始後91日間の数値が最終的な対象となるため、『アドレセンス』がこれからの70日あまりでさらに順位を上げていくのかも注目だ。もともとリミテッドシリーズだったが、シーズン2制作も噂されており、今後もこの勢いは続いていくかもしれない。
『アドレセンス』はNetflixで独占配信中。(海外ドラマNAVI)