実在する有名な連続殺人犯の少年を主人公にし、ペドロ・アルモドバル(『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』『バッド・エデュケーション』)プロデュースで2018年にアルゼンチンでナンバー1ヒットを記録した映画『永遠に僕のもの』が、いよいよ明日8月16日(金)より全国順次公開となる。それに先駆けて、主人公の犯行の一部を収めた本編シーンを独占でご紹介しよう。
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ブロンドの巻き毛に透き通る瞳、艶やかに濡れた瞳、磁器のように滑らかな白い肌を持つ、美しすぎる17歳の少年カルリートス。彼はまるで息をするように自然に、欲しいものは何でも手に入れ、目障りな者は誰でも殺す。転校先の学校で出会った荒々しい魅力を放つラモンと意気投合した彼は、二人で様々な犯罪に手を染めていく。だが、どんなに悪事を重ねても満たされない想いに気づき始めて...。
今回届いたのは、主人公カルリートスが大胆に拳銃を盗む様子を捉えた本編映像。真夜中に銃砲店へ侵入した彼は、店内に飾られた大量の拳銃を次々に盗み出していく。店の外では相棒のラモンが見張り役を務め、逃亡用の車の運転席にはラモンの父ホセが待機していた。カルリートスがなかなか出てこないことに二人が苛立った様子を見せる中、ようやく出てきたカルリートスは袋いっぱいに詰め込んだ拳銃を仲間に渡す。しかし、車を出そうとする仲間を制止し、今度は銃弾を盗みに再び店へと戻っていく...。
天使のような美貌を持ちながら、大量の拳銃を盗み出すカルリートス。アルゼンチンが生んだ美少年ロレンソ・フェロが扮する、その可愛らしい顔とは似ても似つかない"悪魔的一面"を持つ主人公のギャップある魅力を、ぜひスクリーンで堪能してほしい。
『永遠に僕のもの』は8月16日(金)より渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー。(海外ドラマNAVI)
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『永遠に僕のもの』
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