1月28日(火)からスーパー!ドラマTVで放送スタートとなる『ブラックリスト』。世界的指名手配犯が突如FBIに出頭。その男の狙いとは? 男はなぜFBIの新人女子としか話をしないのか? 当サイトのライター陣がその魅力を熱く語り、あなたの背中(とリモコンのスイッチ)を押してみることにしました! 少しでも心が揺れたら、是非一度観てみてください!

■悪役レッドを演じるジェームズ・スペイダーの怪演に目が釘付け!
(ライター 中島理彦)

物語の中心を占める最重要指名手配犯レディントン(レッド)は、人を食ったような表情と話しぶりでFBIを手玉にとり、非情なふるまいで見る者をヒヤッとさせ、新人捜査官エリザベスには真摯な眼差しを向ける。そんな複雑で不可解な人物を、ジェームズ・スペイダーは余裕たっぷりに演じており、視聴者を飽きさせない。『羊たちの沈黙』に設定が似ていると指摘される本作だが、レッドはハンニバル・レクター博士と違ってサイコパスではないので、薄気味の悪いハンニバルは苦手...という人にもオススメだ。
本作では毎回、レッドが情報をにぎる凶悪犯罪者の一人一人を主軸としてエピソードが描かれる。動機や手口がユニークで興味を引かれるのはもちろん、犯罪捜査と並行して、レッドがFBIに自ら出頭した動機や、エリザベスの私生活にひそむ危険も回を追って明かされていく。その展開が気になって、一度見始めたら止まらないのだ。

■そこはかとない"うさんくささ"が魅力!! おじさま好き女子必見の『ブラックリスト』
(編集部 ミーハー)

ジェームズ・スペクターという人は、どうして善良そうな笑顔をたたえながら、絶対"善良な一市民"には見えない役がうまいんだろう。いったい何を食べたらこんな人間ができあがるんでしょうね。そんなジェームズの持ち味をたっぷり活かしたのが『ブラックリスト』のレッド役。新人エリザベスとFBIを翻弄するレッドさんは、本当に何を考えているのかわからない、人をイラッとさせるのがめっぽう上手なおじさんです。そんなおじさんなのになぜか目が離せない。独特の色気を持ってるんですよこの人。海ドラ好き女子が大好きな色気をふりまきながら、ピヨピヨの小娘(=エリザベス)をいじりたおすレッドに、いつしかどハマリしながらこのドラマを見てしまうことでしょう。ああ、エリザベスになりたい!(←そこ!?)