『NCIS』シーズン11最終話で、故ラルフ・ウェイトにお別れを...

『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』で、主人公リロイ・ギブスの父親ジャクソン役を演じていたラルフ・ウェイトが今月半ばに86歳で死去。これを受けて、本作シーズン11最終話はジャクソンというキャラクターに別れを告げる特別な演出がされることになった。

ラルフは、本作にマーク・ハーモン演じるギブスの父親役で度々出演していたが、2月13日(木)に亡くなってしまったことで、本作でラルフを追悼するエピソードが放送されるのではないかと言われていた。米E!Onlineによれば、米CBSの広報担当は「(製作総指揮・脚本の)ゲイリー・グラスバーグと脚本家たちは、ラルフ・ウェイトの死去を本作にも反映させる特別な演出を検討しています。シーズン11の最終話は、ラルフとジャクソン・ギブスというキャラクター両方の思い出を称えるものになる予定です」と語っていると言う。

ラルフが、実際に本作に登場したのはシーズン11第7話が最後。彼の死去が明らかになり、キャストとスタッフ連名で「友人であり仕事仲間でもあるラルフ・ウェイトがなくなってしまい、『NCIS』に関わる誰もが深く悲しんでいます。ラルフは、私たちにとって家族であり、素晴らしい才能を持つ特別な人でした。彼と過ごした日々を、心から大切に思っています。ラルフが愛する方々に私たちの思いと、祈りをお送りします」というメッセージを公開していた。アビー役のポーリー・ペレットはTwitterで「ラルフ・ウェイトが亡くなってしまい、とても悲しいです。パパ・ギブス。『NCIS』では、みんな彼が大好きでした。本当にとても悲しい」と、哀悼の意を示していた。

ラルフは、本作以外でも『BONES』に、ブース(デヴィッド・ボレアナズ)の祖父であり、育ての親ハンク役でたびたび登場していた。どちらも印象的で、重要なキャラクターであるだけに、今後見ることができなくなると思うと、とても残念な限り。ラルフのご冥福をお祈りしたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』
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