『フレンズ』終了から、あの6人はどうしてる?【女優編】

994年に放映が開始されて以来世界中で熱狂的な人気を誇り、シーズン10をもって終了した伝説のシットコム『フレンズ』。ニューヨークを舞台に繰り広げられる男女6人の友情や恋愛模様に憧れたファンも多いのではないだろうか。そんな人気番組も終了して今年でちょうど10年。あの6人にとってどんな10年だったのだろうか。それぞれに振り返ってみたい。

<女優編>
コートニー・コックス(モニカ・ゲラー役)
ロスの妹でレイチェルの親友、モニカを演じたコートニーは、『フレンズ』終了後も映画やドラマに次々と出演。映画『スクリーム』シリーズでは、TVレポーターのゲイル役として4作に登場している。テレビでは、主演ドラマにも恵まれる。FXの『Dirt』では、売り上げのためなら手段を選ばないゴシップ雑誌の編集長を演じ、またABCの『クーガータウン』では、第二の青春を謳歌するバツイチ40歳の子持ち独身女性ジュールズに扮し、女優として新たな一面を見せている。私生活では、1999年に『スクリーム』の共演者、デヴィッド・アークエットと結婚し、愛娘に恵まれるも、昨年5月に離婚している。

ジェニファー・アニストン(レイチェル・グリーン役)
結婚式の途中で逃げ出し、モニカのルームメイトとなる世間知らずのお嬢様、レイチェル役で大ブレイクしたジェニファー。『フレンズ』終了後、主な活躍の場を映画界に移したジェニファーは、『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』や『モンスター上司』など、数多くの映画に出演し、売れっ子女優に。私生活でもブラッド・ピットと結婚・離婚、その後も恋のウワサが絶えず、『フレンズ』のレイチェルを地でいくようなモテ女ぶりで常にメディアの注目を浴びている。また、2011年には米ケーブル局Lifetimeの短編オムニバス映画『ファイブ ある勇敢な女性たちの物語』の製作に参加。女性監督ならではの視点で乳がんと向き合う女性たちを描き、女優業だけでなく製作者としてのデビューも果たした。この10年間でのTVドラマ出演は数えるほどだが、私生活でも親友のコートニーが主演する『Dirt』と『クーガータウン』には友情(!?)出演している。

リサ・クドロー(フィービー・ブッフェ役)
風変りな思想と謎の行動が多いフィービー役で強烈な印象を残したリサは、ダン・ブカティンスキーというビジネスパートナーと出会い、『フレンズ』後はダンと共にドラマ製作を手掛けるようになる。ネット配信から人気が広がり、現在は米Showtimeが放映している『Web Therapy』では、1話につき一人のゲストが登場。リサが扮するDr.フィオナ・ウォリスがビデオチャットでセラピーを行うという、今までにないタイプの番組が評判を呼んでいる。また、同じくリサが製作・主演したものの、1シーズンで打ち切りとなった『ザ・カムバック』は、何と10年の時を経てシーズン2へ更新されることが最近決まったばかり。フィービーばりの奇抜なアイディアで、リサが創った新たなタイプのコメディドラマに、ようやく時代が追いついたのかもしれない!?(海外ドラマNAVI)

Photo:それぞれ色々ありました 『フレンズ』シーズン8